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若者のトレンド発信基地としての地位を確立したTikTok。残念ながらその爆発的な拡散力によって広まるのは、ダンスや歌などの平和的なものには限らないようだ。

 

Forbesなどによると、TikTokで「12月17日の金曜日に学校で暴動を起こそう」とするムーブメントが起こり、全米の学区が警戒を強めているという。

 

オハイオ州シンシナティの公立学校区は12月16日、「このチャレンジは生徒に銃撃や爆破予告、暴力行為を促す脅迫であると捉えています」と声明を発表し、警官を配備して警戒すると明言したという。

 

ウィスコンシン州では、複数の学区が生徒の保護者に注意喚起のメッセージを送ったとWMTVが報じた。州都マディソン市を擁するデイン郡の保安官事務所も、直接的な脅迫などは受け取っていないが「厳重に予防線を張る」との声明を発表している。

 

銃犯罪が多いイリノイ州シカゴでは、公立学校のセキュリティ責任者が「この脅威を深刻に受け止め、シカゴ警察と連携を取っています。現時点でどの施設にもあらゆる脅威は確認されていませんが、安全上の懸念が生じた場合は直ちに調査されることになります」という声明を発表したと、ABC7が報じている。校内に警官を駐在させ、警戒に当たるという。

 

現時点では、このチャレンジは誰から最初に発信されたのかは不明で、TikTokもプラットフォーム上で脅迫の事実は確認していないと公表している。

出典元:

WEB女性自身

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