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「小栗さんは自分の出番がないときもわざわざスタジオに来て、共演者に挨拶するほどの気遣いを見せています」(テレビ局関係者)

 

主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)の放送が間近に迫る小栗旬(38)。

 

座長として奮闘するかたわら、主演ドラマ『日本沈没—希望のひと—』(TBS系)の最終回の平均世帯視聴率も16.6%を記録するなど、絶好調な小栗だが、今年“大きな挫折”を味わっていた。

 

「7月公開の映画『ゴジラvsコング』でハリウッドデビューしましたが、小栗さんの出番は約2時間のなかでたった10分ほど。小栗さんも“ほろ苦デビュー”と語っていましたが、“絶対にいつか見返してやる”とリベンジを誓っているそうです」(映画関係者)

 

俳優歴28年目を迎えても高い壁に立ち向かう小栗。そこには“亡き恩人”の存在があるという。

 

「小栗さんは10日に出演した『中居正広の金スマスペシャル』(TBS系)で、今の事務所に誘ってくれた女性マネージャーが’04年に亡くなっていたことを告白。小栗さんがブレークする姿を見せられなかったことから、売れた今でも、“常に彼女に誇れる仕事をしよう”と心に誓っているそうです」(芸能関係者)

 

そんな小栗と熱い絆で結ばれた盟友が。事務所黎明期からともに苦闘してきた田中圭(37)だ。

 

「田中さんは小栗さんの数年後に事務所に入所して以来、約20年の仲。女性マネージャーが亡くなった際、事務所の所属俳優は小栗さん、田中さん、鈴之助さん(37)の3人しかおらず、事務所を解散する話もありました。それでも小栗さんが“俺らでなんとかしよう”と呼びかけ、田中さんと頑張ってきました」(前出・芸能関係者)

 

’20年、本誌で将来的に小栗が事務所の社長になる構想があることを報じたが、小栗には就任後の夢があるという。

 

「小栗さんは今すぐハリウッドに再挑戦する意向はなく、いずれ社長として、田中さんら所属俳優とともにハリウッドで活躍できる事務所にしたいと考えているそうです」(前出・芸能関係者)

 

自らの“ハリウッドの夢”を封印し、小栗は事務所一丸となって夢をかなえるーー。

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