「2月20日に小田原で行われた大河のトークショーで、共演者の佐藤B作さんが小栗さんを『芝居が完璧。セリフも全て頭の中に入っていて、台本を撮影現場に持ってきているところをみたことがない』と絶賛していました」(芸能関係者)
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主演を務めている小栗旬(39)。好スタートを切った同作は、2月20日の放送回から源義経役で菅田将暉(29)が登場した。
「小栗さんは菅田さんの出演が決定した際に喜んだみたいですよ。過去に5度共演しており、気心の知れた仲ですからね」(前出・芸能関係者)
そんな2人の初対面は’10年のドラマ『獣医ドリトル』(TBS系)。その際、菅田は小栗に救われたという。
「当時アイドル路線に悩んでいた菅田さんは、憧れの小栗さんに相談。『キラキラできるうちに、一度そういった経験もしておいたほうがいいよ』と、小栗さんからアドバイスされたと言っていました。思い詰めていた菅田さんはこれを聞いて心が楽になったといいます」(前出・芸能関係者)
その後も、映画『銀魂』や『キャラクター』などで共演を重ねた2人は親交を深めていく。
「コロナ禍前まで菅田さんは小栗さんの自宅によく招かれていたようです。小栗家の家族旅行に同行したこともあったとか。小栗さんにとって菅田さんは、かわいい“弟”のような存在だと言っていました」(前出・芸能関係者)
菅田は“兄”小栗の背中を追い続けていると芸能関係者は明かす。
「’17年に菅田さんが『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)のパーソナリティに就任したのは、小栗さんが過去に務めていたことが大きかったのだとか。
また小栗さんのハリウッドでの経験を聞いて、“いつかは自分も”と胸に刻んでいるみたいですよ。
監督業にも挑戦してみたい菅田さんは、映画の監督経験がある小栗さんに、監督の心得を教えてもらったと聞いています」
いっぽうの小栗も、頭角を現した菅田を頼りにしているようだ。
「大河の主演オファーが来た際に小栗さんは、菅田さんに逆に相談。『ハリウッド作品の計画も進んでいるんだけど、将暉ならどっちを選ぶ?』と聞いたのだそうです」(映像制作関係者)
大河かLAかーー。悩む小栗に、菅田が“神返答”を。
「菅田さんは自分がでしゃばる場面ではないと考え、『小栗さんのなかに答えがあるのでは』と答えたようです。菅田さんへの相談を通して小栗さんも、自分の考えを整理できたみたいですよ。迷いなく今回の大河ドラマを選んだといいます」(前出・映像制作関係者)
重大な岐路で頼った“小栗殿の1人”は弟・菅田将暉だったーー。