「中学校生活では休校になった時もありましたが、その中でさまざまな経験をして充実した3年間になったと思います」
3月17日、お茶の水女子大学附属中学校の卒業式を前に、ハキハキとお話しになった悠仁さま。秋篠宮家の知人は、悠仁さまの成長に目を細める。
「悠仁さまは小中学校時代、家庭教師の方の指導のもとでずっと勉強をなさってきました。とくに中学3年生となってからはしっかりと勉強する習慣ができ、成績も上がったのです。お茶の水女子大学附属中学校は、成績優秀者には女子生徒が多いのですが、悠仁さまは上位の生徒にも引けを取らない好成績を収められたそうです。それで、筑波大学附属高校でもやっていけるという自信をつけ、ご自身の希望で受験を決断されました」
中学校の卒業式に出席したあとには、同日に開かれた“筑附”の入学準備会に出席。下校時には、紀子さまが笑顔でほかの保護者に声をかける場面も見られた。
だが、皇室担当記者によれば、悠仁さまの筑附入学は歓迎されているとは言い難い状況だという。
「一般受験ではない、提携校進学制度を利用した悠仁さまの進学は『特別扱いではないか』という疑念を生んでいます。厳しい受験戦争を乗り越えた生徒やその保護者の中には、快く思わない人も少なくないようです」
さらに、あるネットメディア関係者が声を潜めて語る。
「実は、同級生の保護者を名乗る人物から『悠仁さまの写真を売ります』というメールが届いたんです。息子が校内で悠仁さまを撮影するから、それを買ってほしいという内容で……。さすがにお断りしました」
佳子さまが学習院女子中等科に通われていたころ、制服姿のプライベート写真がネット上に出回ってしまったことがあった。
「ただ、佳子さまの場合は生徒の不注意による流出でした。学習院であれば、皇族の同級生となることを誇りに思う生徒がほとんどですから、保護者も友好的です。写真を売ろうとする保護者のことなど聞いたことがありません。しかし、筑附の生徒や保護者の場合、悠仁さまの入学は寝耳に水。反発や疑念が収まるかどうかは、今後の秋篠宮ご夫妻、そして悠仁さまのお振舞い次第でしょう」(前出・皇室担当記者)
“写真流出危機”を耳にされたとき、紀子さまのショックはいかばかりかーー。