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【1】オダギリジョー 強烈なNHK愛の理由

 

「俳優デビューから23年、大河ドラマ2作品&単発ドラマと、それほどNHKには積極的には出演しなかったオダギリさんは、昨秋のドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』から今回の『カムカム』で朝ドラに初出演するなど、立て続けにNHKに出演しています。主演・脚本・演出を手掛けた『オリバーな犬~』は続編制作も決定しました」(制作関係者)

 

るいの夫・錠一郎役を演じたオダギリジョー(46)。いまや“NHK御用達俳優”となった理由を最近のインタビューでこう告白。

 

《NHKって制約の塊なんです。(略)制約があるからこそ抗えたり、乗り越えようとしたり、もっと面白いアイデアで上回りたいという気持ちになる》(「女子SPA!」2月15日付)

 

今回の錠一郎役では50代以降を演じるシーンがある。

 

「再登場した盟友・トミー役の早乙女太一さんの実年齢が若いこともあり、釣り合いがとれるよう、眼鏡には非常にこだわり、私物の眼鏡で本番に臨むこともあったそうです」(前出・制作関係者)

 

【2】森山良子起用に3大理由が!

 

最終盤のキーパーソン、アニー・ヒラカワ役でサプライズ出演を果たした森山良子(74)。彼女の抜擢には3つの要因があったと別の制作関係者が明かす。

 

「1点目は息子の森山直太朗さん(45)が、AIが歌う主題歌『アルデバラン』の作詞作曲を手掛けていること。

 

2点目は森山さんの父・森山久さんがジャズのトランぺッターだったこと。るいの名前の由来になった、ルイ・アームストロングの実の友人でもあったのです。

 

3つ目はさだまさしさんが今作に役者として出演していたこと。お2人は40年来の親友で、森山さんは現場入りする前に連絡を密に取り合って、役づくりや現場の雰囲気を教えてもらったそうです」

 

【3】撮了の川栄へ(秘)プレゼント

 

2月下旬のクランクアップでは、『カムカム』3代に共通する「あんこ」の仕込みを担当した大阪の和菓子店「吉乃屋」から、出演者やスタッフたちへ、記念のどら焼きが配られたという。

 

「ドラマ名入りでしたが、60歳のひなたを演じきった川栄さんには彼女の名前まで入ったどら焼きが贈られ感激の涙を流していました。長年の夢だった朝ドラのヒロインを務め上げた川栄さんは、新たな目標が定まったそうです。それは『映画の代表作』を作るということ。これは映画を主戦場としてきた父親役のオダギリさんの影響も大きいと思います」(前出・制作関係者)

 

映画監督デビューも飾っているオダギリは、海外の映画祭の記者会見で流暢な英語も披露している。

 

「オダギリさんは川栄さんの英語力に感心し『海外でも活躍できる役者になれる』とエールを送っていました」(前出・制作関係者)

 

汗と涙の餡が100年分詰まった『カムカム』の結末を見届けたい。

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