東京都心のマンションから現れたのは梅宮アンナ(49)だった。
本誌がアンナを目撃したのは3月下旬の昼食どき。そして彼女の隣には、黒いコートにキャップをかぶった男性が。年齢はアンナと同世代ぐらいだろうか。
2人はランチを楽しんだようで、1時間ほどするとまた連れだってマンションに入っていった。
取材を進めると、男性がこのマンションの住人であることがわかった。さらに別の住人によれば、「梅宮アンナさんも最近引っ越してきたようです」。
アンナはかつて華やかな恋愛の話題を振りまいていた。
「ただ、羽賀研二など“だめんず好き”だったイメージです。アンナ本人も自覚はあったようで、テレビ番組では“ダメ男専門家”としてコメントしていたこともあります」(芸能関係者)
本誌が目撃した男性は、同じマンションに住んでおり、ランチデートを楽しむ相手ではあるものの、真面目そうな雰囲気で、いわゆる“ダメ男風”ではない。
アンナの好みも変わったということなのだろうか。後日、直撃したところ意外な答えが……。
――ご自宅のマンションを男性といっしょに出入りされている様子を目撃しています。デートも楽しまれていたようですが、新恋人ということでしょうか?
「えっ、誰だろう?」
突然の取材にもかかわらず驚いた様子も見せず、足を止め、記者が持参したツーショット写真を確認するアンナ。
「ああ、Tくんですね。以前は化粧品会社に勤めていて、CMなどでお世話になったことがあったんです。私、このマンションに引っ越してきたばかりなんですけれど、同じフロアに住んでいるんです。
この日は、いっしょにランチをしようと誘ってもらって、近所のお店を教えてもらいました」
――交際しているわけではないということでしょうか?
「私は、もう彼氏とかを作ることは一生ないと思います」
まさかの“恋愛卒業宣言”だった。さらにアンナは近くでやりとりを見守っていた母・クラウディアさんを指さすとこう続けた。
「ただこの人は、結婚しろ結婚しろって言うんですよね」
そんな娘の言葉に、「そうなのよねぇ」と、深くうなずき、少しため息をつくクラウディアさん。母として娘の今後を心配しているのか。
だが、身近に自分のことをわがことのように気遣ってくれる肉親がいれば、確かにアンナも寂しさを感じることはないだろう。