「久しぶりの恋愛ドラマでワクワクしています。杏花と晴太はスタートから勘違いやすれ違いがあって、ずっと変な関係性が続いていきますが、ライバルの登場もあり、ドキドキしながら楽しめる作品になっていると思います」
そう語るのは、春のTBS火曜ドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系・22時〜)で主人公・沢田杏花(上野樹里)と恋仲になるバツイチのシングルファーザー・東村晴太を演じる田中圭(37)。
「晴太は息子のために働き方まで考える優しい男ですが、相手の気持ちを考えすぎて間違った気遣いをしてしまうタイプで」
晴太の一人息子・虹朗は、鈴木福の実弟・鈴木楽(8)が演じている。
「たんたん(楽の愛称)から『兄からお芝居について細かいところまでアドバイスをもらったり、ダメ出しされたりしています』と聞いて、すごいお兄ちゃんだな、と思っていたら福くんでした。めっちゃ納得しましたね(笑)。たんたんは子役にしては珍しく、一日中ずっと集中力が続くので大人の役者さんみたいです」
ドラマでは杏花の父が娘に婚活を勧めるが、その心境は理解できるのだろうか?
「うちの娘は2人ともまだ小さいので、まだまだ先のこと。結婚は自分の好きなようにしたらいいんじゃないかな、と思っていますが。いざそのときになってみたらどうなるかですね。今は学校の成績や成長ぶりに一喜一憂しています」
理想の父親像は?
「理想の父親って正直よくわからないんですが、自分はコミュニケーションをよくとるようにしたり、考えていることを素直に話すようにしています。娘たちは僕のことが大好きでいてくれているので、それでいいのかな、と。うちの家族は男が僕1人。10年後には孤立してたりするのかな(苦笑)」
ふだん休日はどう過ごしていますか?
「家族4人で出かけたりします。ときどき、娘に『デートしようぜ』って2人で出かけたりもするんですが、結構喜んでくれますね。2人で映画を見に行ったり、洋服を買いに行ったりしています」
子育ての難しさを感じるときはありますか?
「上のちび(娘)に勉強を教えようと思ったんですが、わかりやすく教えようとしても『わかんない』って言われて、『何で?』って理解に苦しみました。人に何かを教えるって難しい。僕には無理だなと断念しました(笑)」