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5月5日、サッカー部のコーチ暴行問題に揺れる私立秀岳館高校(熊本県八代市)が記者会見を行った。サッカー部の段原一詞監督ら5人が出席し、中川靜也靜也校長は「絶対あってはならないことを起こしてしまい、深く深く、お詫び申し上げます」と頭を下げた。

 

サッカー部のコーチが部員を蹴る動画がSNSで拡散され、物議を醸していた秀岳館高校。4月22日には「【公式】秀岳館高校サッカー部」という名のTwitterアカウントが謝罪動画を投稿。そのなかで、サッカー部の主将や暴行を受けた当事者など11人が「お騒がせしてしまい、申し訳ありません」と謝罪し、波紋を呼んでいた。

 

謝罪動画は翌日に削除されたが、削除の経緯を説明するコメントでは《あくまでも今回の動画は自分達サッカー部員の有志が考え行動したことになります。また公式Instagram、Twitterはプロフィールに書いてある通り生徒で企画、運営を行っています》と“生徒が自主的に撮影した”ことが強調されていた。

 

この“謝罪動画”について段原監督は先月23日、「投稿直後に事実を把握した」と熊本日日新聞の取材に返答。また、同月25日の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演した際も「すべて子供たちの自主性に任せているとはいえ、すべて僕に責任がある。申し訳ありません」と涙ながらに謝罪していた。

 

しかし、5月4日に開かれた保護者説明会で急展開が。当初“生徒たちが自主的に撮影した”と説明していた謝罪動画は、実は段原監督が撮影に関わっていたと明かされたのだ。

 

各メディアによると、段原監督が「本人が出て名乗って謝罪するように」と指示していたといい、段原監督は保護者に対し泣きながら土下座をしたという。

 

5日の会見でも動画への関与を認めた段原監督。しかし、「彼らが(自主的に)出てきた話で、その内容に『この方がいいのでは』などとやりとりはあった」「生徒の(動画を出したいという)意向を尊重してきた」と、あくまで生徒たちの自主的な行動を受け止めた結果だと繰り返した。

 

暴行の発覚から2週間でようやく開かれた記者会見。釈然としない主張を繰り返す段原監督にSNS上では失望する声が。

 

《サッカーの段原監督スッキリに生出演して、嘘ついてたって事?・・・なんだかなぁー》
《秀岳館のサッカー部監督のスッキリ生出演見てたけど、今考えるとなにもかも嘘言ってたという。あの涙に応援したくなった自分がアホでした》
《結局言ってたこと全部嘘だって調べられてバレて、最後は泣きながら土下座とか。もう最後の最後まで自分の保身しか考えられないんだろうな、秀岳館監督。正直もうサッカーに関わらないでほしい》
《いろいろ信じられない 何考えてるの?》

 

段原監督は「まずは今、目の前に山積していることについて全力で取り組んで参ります」とし、進退については明言しなかった。

出典元:

WEB女性自身

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