今年5月にデビュー30周年を迎えたMr.Children(以下、ミスチル)。
’92年にメジャーデビューして以降、数々のシングルやアルバムがミリオンセラーを記録するなど、長きにわたって日本ロック界の第一線を走り続けている。
11日にはベストアルバム『Mr.Children 2011-2015』『Mr.Children 2015-2021&NOW』が、同時発売されたばかり。17日発表の「オリコン週間アルバムランキング」では、早くも「2015-2021&NOW」が1位に。さらに「2011-2015」も2位にランクインし、首位を独占した。
現在は、3年ぶりとなる全国ツアー『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』の真っただ中。ツアータイトルに「半世紀へのエントランス」と銘打っているように、ミスチルは50周年を目指してさらなる20年を駆け抜けようとしているという。
バンドを率いるボーカルの桜井和寿(52)は、最近のインタビューでこう語っている。
《60代までは想像できるんで、70代も想像できなくはないですね。どんどん変わっていくだろうし、それを受け入れてもいきたいし》(5月10日配信「Yahoo!ニュースオリジナル」)
まだ50代を迎えたばかりの桜井だが、これまで歳を重ねるなかで世界情勢や私生活での変化が音楽性に影響をもたらしてきたこともあったそうだ。
「桜井さんは’01年4月に、現在の妻で元タレントの女性(50)との間に長男をもうけました。現在は3人の子供の父親です。ミスチルが’02年に発表したシングル『HERO』は、親目線で書かれた楽曲。’01年にアメリカ同時多発テロ事件が発生したことで、桜井さんは“ヒーロー像”について深く考えたといいます。そして“子供にとってのヒーローは親なのではないか”と感じたことから、楽曲の着想を得たそうです」(音楽関係者)