新山千春(41)が再ブレイク中だ。キッカケは彼女がバラエティ番組に出演した際、14歳年下の男性と交際中であることを宣言。その出会いが「マッチングアプリ」であることも語られ、注目を集めているのだ。
マッチングアプリは、男女がインターネット上で恋愛や結婚を目的とした出会いを探せるサービス。世代が上がるほど抵抗感を覚える人も多いものの、恋愛世代の男女の約半数が利用。若者にとっては、もはや珍しいものでもなくなっているという。
ではなぜ芸能人の新山が使ったことで、こうも注目を集めるようになったのか。
自身もマッチングアプリを利用し、現在の夫と出会ったという恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんは「ネットやアプリ上の出会いに対する世代間ギャップが関係している」と語る。以下、その詳細について語ってもらったーー。
■ネットでの出会いは、危なそうだけど興味津々…
新山さんのマッチングアプリ恋愛宣言をキッカケに、メディア界隈(主にテレビ)では彼女の話を聞きたがる現象が起きています。
この流れは、40代以降の中で「ネットやアプリを介した出会いは危なさそうだけど、実は興味津々」という事実が浮き彫りになっていると考えます。
20代30代の恋愛現役世代からしたら、マッチングアプリもそれ以外のインターネットサービスも今や当たり前。芸能人が活用しようが、そこまでの珍しさはありません。
しかし新山さんを始めとする40代以降となると、ネット上の出会いにはまだまだ危険なイメージを抱く人も少なくありません。
そんな人たちが「芸能人がサービスを利用して14歳年下の彼と巡り会った」と耳にしたら、思わず詳細を聞きたいと感じる人がいるのは自然なことかもしれません。
■芸能人のネット交流って、どういうキッカケなの?
また近年はマッチングアプリではありませんが、多くの芸能人がネット上で一般人と交流。そのやり取りが良くも悪くもニュースになることも増えつつあります。
良い例でいえば、お笑い芸人のバービーさん(38)が現在の夫との出会ったのはInstagramのDM(ダイレクトメッセージ)だったと公言しています。
悪い例でいえば、歌舞伎役者の市川海老蔵さん(44)が同じくInstagramのDMを使ってネットナンパしていると報じられました。
芸能人がネット上の出会いを元に、幸せになったりトラブルに巻きこまれたりする。そんな現象は近年、増加傾向にあります。
ニュースが報じられるたび、潜在的に「芸能人のネット上の出会いって、どういうキッカケなの?」という思いは高まっていたと言えます。
そこへ来て新山さんのクリーンな熱愛報道があったわけです。結果として多くの人が「本当のところを知りたい」と感じるようになり、再ブレイクにつながっていると思われます。