連日、“パパ活疑惑”で厳しい批判を浴びている元自民党の吉川赳衆議院議員(40)。第一報を報じた「週刊ポスト」によると、吉川議員は18歳の女子大生と高級焼肉店でともに飲酒。その後、4万円を渡した上で、高級ホテルで夜を過ごしたという。
この醜聞が明るみになると、世間はもちろん、政界からも批判が殺到。10日に所属していた自民党を離党したものの、未だ公に説明の場を設けようとしない吉川議員に対して、岸田文雄首相は15日夜の会見で「一刻も早く、国民への説明責任を果たすべきだと考えます。説明責任を果たせないなら、議員としての進退に直結する問題になる」と厳しい姿勢を見せていた。
依然として説明せず、雲隠れ中の吉川議員。15日に国会は閉会したが、そこにも姿を現さなかった。しかし、このまま議員を続けることで“恩恵”まで受けるという。それは夏のボーナスだ。
「次の選挙で当選する可能性は極めて低くなってはいますが、議員である限り歳費は当然受給できます。毎月100万円支給されている文通費はもちろん、議員ボーナスも同様です。夏のボーナスは7月1日に支給されますから、どんなに批判を浴びようがその時まで議員を辞職しなければ受け取ることができるでしょう。不祥事を起こした後にボーナスを受け取った場合、返納することがほとんどですが……」(全国紙の政治部記者)
もし議員辞職しないのならば、吉川議員にいくらボーナスが支給されるのだろうか? そこで本誌は、衆議院に具体的な数字を尋ねた。すると、広報課はこう答えた。
「議員手当の金額は時期や受け取る人によって変動します。そして吉川議員の場合、辞職しないのならば、6月30日に286万1358円の手当を受け取ることとなっています」
SNS上では、不祥事を起こしていながらも高額なボーナスの受給資格を持つ吉川議員への厳しい声が相次いだ。
《ふざけるな我々国民の税金からパパ活吉川に!?ボーナスふざけるな辞退し議員辞職しろ》
《税金で買春していた吉川赳。このボーナスだって、国民の血税ですよ!》
《辞職せずに居座れば税金から数百万ボーナスもらえる河井夫妻方式だからな、吉川赳》
《ボーナス貰うのおかしくね?ウチらの税金がパパ活に回るんかァ 泣いちゃうね、、、》
果たして、説明しないままボーナス286万円を受け取るのだろうか。