7月10日投開票の参院選で自民党から出馬し、見事に初当選を果たした生稲晃子議員(54)。
おニャン子クラブ元メンバーということもあり、選挙戦への立候補を表明して以来その動向に注目が集まっていた生稲議員。しかし、その選挙活動は波乱の連続だった。
「NHKが行った候補者向けアンケートで、生稲さんはほとんどの項目が無回答でした。インターネット上では“手抜き”などと批判が殺到。生稲さんの選対広報担当を務める川松信一朗の説明によると、生稲さん本人は回答を出しており、無回答となってしまったのは“事務局責任者の処理ミス”だったそうです。
しかし、選挙特番『zero選挙2022』(日本テレビ系)が行ったアンケートに対しても生稲さんはほぼ無回答。こちらについてもインターネット上では波紋が広がっていましたが、生稲さんから説明はありませんでした」(政治部記者)
さらに別のアンケートでも疑惑が。7月5日の東京新聞朝刊に掲載された『コロナ対応の緩和』についての質問に対する生稲議員の回答が、同じく自民党候補者の朝日健太郎氏(46)のものと酷似していたのだ。
本誌の問い合わせに対して、生稲議員の選挙事務所はこう回答していた。
「回答を作成する上で、間違いがあってはいけないので党の専門的な部分に確認しました。朝日先生のことはわからないので推測ですが、同じように確認をされたのかもしれません」
釈然としない説明に終始し、波紋を呼び続けた生稲議員。投開票当日の10日も、全局の選挙特番への出演を“拒否”し、国会議員としての資質を問う声が相次いでいた。
そんな生稲議員とは対照的に、評価を高めているかつての“仲間”が。同じくおニャン子クラブの元メンバー・工藤静香(52)だ。
「今年ソロデビュー35周年を迎える静香さんは、7月にカバーアルバムの発売とコンサートツアーを予定しています。それに先がけて7月2日には『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)に出演。『黄砂に吹かれて』『くちびるから媚薬』『嵐の素顔』など往年の名曲を披露し、20代の頃と変わらない歌唱力を見せつけました」(芸能関係者)
SNS上では、《久々に工藤静香の歌聴いたけど昔と全然変わらない歌声!さすが》と圧巻の歌声を称賛するコメントがあがっていた。
芸能人としてだけでなく、プライベートでも静香は充実の時を過ごしている。その陰にあるのは、モデルや女優として活躍する愛娘たちだ。
「『THE MUSIC DAY』で歌う静香さんの姿を長女のCocomiさん(21)が動画として撮影し、Instagramのストーリーズに投稿していたのが“微笑ましい”と話題に。また次女のKoki,さん(19)は、静香さんと2人でキッチンに立ち料理をする動画を7日にInstagramに投稿。BGMには静香さんの楽曲『MUGO・ん・・・色っぽい』。仲睦まじい様子でした。
静香さんもCocomiさんとKoki,さんの芸能活動の現場に帯同し、自身の経験を活かしながらアドバイスを送るなどして支えています。2人もそんな静香さんにとても感謝しているといい、母としてだけでなく、芸能界の先輩としてもいい関係を築いているのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)
うしろ髪ひかれ隊のメンバーでもあった生稲と静香。正反対なかつての仲間の姿に、2人は何を思うかーー。