8月24日、「デイリー新潮」で性加害疑惑が報じられた香川照之（56）。報道を受けて香川の所属事務所は翌25日にコメントを発表し、《本人の至らなさで当該女性に不快の念を与えてしまったことは事実です》と認めた。
「報道によると、事件が起きたのは’19年7月。香川さんが銀座の高級クラブで、ホステスの女性にキスをしたり、胸を触ったりしたそうです。被害女性は’20年5月に、香川さんの暴走を止められなかったことを理由にクラブのママを提訴したそうですが、昨年に取り下げられたといいます。
記事では当時、香川さんは盛り上げ役に徹していたとも記されており、居合わせた他のホステスが被害女性について《酔ったお客さんをあしらうのが上手で、だから余計にいじられたのでしょう》と証言しています。しかし、被害女性は香川さんによる性的行為によってPTSD（心的外傷後ストレス障害）を患ってしまったそうで、ネット上では波紋が広がっていました」（芸能関係者）
’20年放送の『半沢直樹』（TBS系）では、“土下座”などの怪演ぶりが話題を呼んだ香川。現在はドラマ『六本木クラス』（テレビ朝日系）にレギュラー出演し、情報番組『THE TIME,』（TBS系）の金曜司会も務めるなどマルチに活動している。
そんななか、女性への性加害が報じられたことで、過去の共演者への行動が波紋を呼んでいる。ネット上にはこんな声が並んだ。
《香川照之さんのセクハラ報道で、みっちーへのパワハラ発言思いだした》
《香川照之は道枝駿佑にパワハラ紛いのコメントしててそこから大嫌いだったんだけど私の見る目は間違ってなかったな。。》
さかのぼること昨年11月12日、この日デビューした「なにわ男子」は大阪の万博記念公園から中継で『THE TIME,』に出演。司会の香川は映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』で共演したメンバーの道枝駿佑（20）に挨拶すると、「道枝さん、センターの西畑さんがストッキング被っているのに、道枝さんだけが関西のコテコテ色が弱い気がするんですけど大丈夫ですか！」とイジって見せた。
その後、「『99.9』はどうでしたか？ 楽しかったですか？」と道枝に質問した香川。道枝が「楽しかったです。香川さんが松本潤くんとこだわりながら作品を撮影していたのが印象的で勉強になりました」とコメントすると、香川は嫌味っぽくこう言い放ったのだ。
「松本さんが裏でどれだけ道枝くんのことをフォローしていたか、あなたは知らないでしょうね！」
すると、それまで笑顔だった道枝の表情が凍りつき、ネット上では視聴者から、《パワハラ》と《テレビで言うこと？》などと批判の声が相次ぐ事態に。だが、このような香川のイジりはこれまでもあったという。
「同番組では、今年4月にも物議を醸した出来事が。クイズコーナーで出題された問題の回答を、CM中の音声チェックで中継先の男性アナウンサーが言ってしまったのです。カンカンに怒った香川さんに、アナウンサーは中継先で土下座をして謝罪。ですが香川さんは、『そんな土下座じゃ許さないよ！ もっと額をこすりつけなさい』と要求したのです。『半沢直樹』を彷彿させる演出だったのかもしれませんが、視聴者からは『やりすぎでは？』との声も上がっていました。
この他にも、’19年放送のドラマ『集団左遷！！』（TBS系）の制作発表の場で、香川さんは先輩の緒形拳さん（享年71）から“よく殴られた”というエピソードを披露。その際、香川さんは緒形さんに倣って、自らの主演映画『トウキョウソナタ』（’08年）で共演した当時子役だった井之脇海さん（26）を『バチコーン！ とぶん殴った』と告白したんです。さらにドヤ顔で『「泣いていてかわいそうだったが、“これが役者だぞ！”と植え付けた』とも語っていました」（テレビ局関係者）
世間を大きく騒がせた香川のスキャンダル。これを機に、共演者への“過剰なイジり癖”はなくなるだろうか。
