米ジョージア州アトランタのピーチツリーシティにある大型スーパーマーケット「ウォルマート」で8月24日、大規模な火災が起こった。放火の疑いで逮捕されたのは、わずか14歳の少女だったとCBS NEWSなど米国の主要メディアが報じている。
通報を受け、消防隊が現場に到着したのは8月24日の午後7時20分頃。地元テレビ局の46NEWSによると、幸いにもケガ人は出なかったが、消火作業は翌朝まで続いたという。
ピーチツリーシティ消防署のジェフ・フェルメット署長は「ソーシャルメディアで流れた出火当時の写真やビデオから、出火原因の特定や容疑者の絞り込みを行うことができた」と記者会見で述べたと、46NEWSは伝えている。
8月30日の夜に捜査令状が発行され、捜査員が容疑者の自宅へ。事情聴取の結果、14歳の女子中学生が拘束され、第一級放火罪で起訴された。明確な放火の動機は見当たらず、何らかの組織活動に参加していた形跡もないと当局が発表したと、前出の46NEWSは報じている。SNS上には、「TikTokチャレンジではないか」と推測する声も上がっている。