今週から始まった待望の新朝ドラ『舞いあがれ!』(NHK総合・月~土曜午前8時、〈再〉午後0時45分ほか ※土曜は1週間を振り返ります)。ヒロインの少女時代を演じる浅田芭路ちゃん(9)と一緒に、物語の序盤の舞台、長崎・五島列島と東大阪の人々をご紹介!
ヒロイン・岩倉舞の子ども時代を演じる芭路ちゃんは、オーディションで219人の中から選ばれた。
「聞いたときはうれしかったです。しばらくは自分でもふわふわした気持ちだったのですが、衣装合わせへ行き、スタッフさんや監督に会い、本当に舞ちゃん役に選ばれたんだと実感がわいてきました」(芭路ちゃん)
芭路ちゃん自身はハキハキと自分の意見を話してくれる女の子。周囲の顔色をうかがってしまう舞とはそこが違う?
「舞ちゃんは優しさや思いやりがある女の子なんですけど、相手のことを考えてしまい自分の気持ちや考えをすぐ言えない子。私は自分の思ったことはそのときに言えるので、そこは似ていないかな」
逆に舞と似ているところは「絵を描くのが好きなところ、友達と力を合わせていろんなことをするところ」だそう。
【岩倉家】
■岩倉舞(福原遥)/少女時代(浅田芭路)
東大阪の町工場で生まれ育つ。ばらもん凧をきっかけに空に憧れを抱く。「福原さんはいろんなことを話しかけてくれて、一緒にいるだけですごく楽しかった」(芭路ちゃん・以下同)
■父・岩倉浩太(高橋克典)
ネジをつくる町工場の二代目社長。「お父ちゃんは頭をなでてくれたり、笑顔で話しかけてくれたり、甘えさせてもらいました」
■母・岩倉めぐみ(永作博美)
長崎・五島列島出身。大学時代に浩太と出会い、駆け落ち同然で結婚する。「お母ちゃんは笑顔が本当にかわいかったです!」
■兄・岩倉悠人(横山裕〈関ジャニ∞〉)
舞の3歳上で勉強が得意。プライドが高い。「お兄ちゃんはいつも明るく話してくれて笑顔がかわいかったです」
■二代目社長を支える職人・笠巻久之(古舘寛治)
浩太が経営する工場のベテラン職人。
■舞の親友・望月久留美(山下美月〈乃木坂46〉)/少女時代(大野さき)
舞の同級生。父子家庭に育ち、看護師を目指すように。「仲よくなり、最後のときはお手紙を渡し合いました!」
【長崎・五島列島の人々】
■祖母・才津祥子(高畑淳子)
五島列島の小さな島に住む。漁師だった夫が亡くなったあと船を受け継ぎ、めぐみを育て上げた。「ばんばはカメラがまわっていないときもいっぱい話しかけてくれて本当にたのしかった」
■木戸豪(哀川翔)
祥子と懇意にしている船大工。
■山中さくら(長濱ねる)
祥子が作ったジャムを売っている。
■浦信吾(鈴木浩介)
町役場に勤務。舞の母親の幼馴染み。
【お好み焼き屋「うめづ」】
■梅津貴司(赤楚衛二)/少年時代(齋藤絢永)
岩倉家の隣にある「うめづ」の息子で、舞と同い年。気がやさしくて繊細。「役柄と同じで優しくてシャイな人でした」
■梅津勝(山口智充)
「うめづ」の主人で貴司の父親。
■梅津雪乃(くわばたりえ)
「うめづ」の女将で貴司の母親。
■心のよりどころ・八木巌(又吉直樹)
本を心から愛する古本屋「デラシネ」の主人。
最後に芭路ちゃんへ質問を。東大阪の岩倉家はどんな家族?
「お父ちゃんもお母ちゃんもお兄ちゃんもみんな明るくて優しくてとてもパワフルな感じでした。いつもみんなすごい元気いっぱいで、浅田家もあんな感じでいられたらいいな!」
芭路ちゃん演じる舞が、東大阪や五島列島でどんな経験をし、空へ舞いあがっていくのかお楽しみに!