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「いまはプロとして初のアイスショーの準備や練習に追われているようです」(スポーツ紙記者)

 

プロ転向会見から3カ月がたつ羽生結弦(27)。

 

11月に横浜、12月に八戸で、全4公演のアイスショーを開催する予定だ。今回のショーは自らプロデュースし、一人で滑りきる異例の“ソロ公演”。

 

ただ、高すぎるその人気ゆえのトラブルがーー。

 

「チケット申し込みが始まっていない段階にもかかわらず、八戸のホテルにショー開催日前後の予約が殺到。一時、1泊10万円台を設定したビジネスホテルがあったり、予約システムが機能しなくなったホテルもあったようです。これらの情報がSNS上で錯綜し、ホテルに怒りの声を向けるファンの投稿が目立ちました」(地方紙の記者)

 

さらにショーのチケット販売にまつわる混乱も生じていたようだ。9月30日時点で、横浜公演のチケットは10月22日から“先着”で一般販売される、というアナウンスがあったのだが……。

 

「一部のファンの間では、“こんなに人気のチケットが先着順なんて!”と悲鳴が上がっていました。申し込み殺到で、受付側の回線がパンクするんじゃないかと話していたんです」(羽生のファン)

 

そんな声が運営側に届いたのか、10月13日になって、一般販売の方法を“先着”から“抽選”に変更する、というアナウンスが。この変更に前出のファンは、「少し安心しました」と漏らしていた。

 

混乱の“裏事情”をあるフィギュア関係者が次のように語る。

 

「今回のショーは7月のプロ転向会見以降に動き始めた企画。とにかく準備期間が短すぎて、関係者は“助けて”と悲鳴を上げたくなるような状況だったようです。

 

ショーの主催は3社あり、まずテレビ朝日。そしてCICという羽生さんが出演するアイスショーも多く手掛けてきたイベント会社。最後に、羽生さんのマネジメント会社であるteam Siriusです。

 

この3社で協議しながら進めていたものの、調整が間に合わず細部まで詰め切れていない状態で、チケット販売についてアナウンスすることになったようです」

 

team Siriusは’13年に設立。羽生のマネジメント、肖像権や著作権の管理などを目的とした会社で、一時は羽生の母が代表取締役を務めていたこともある。現在は、羽生家と付き合いのある弁護士の男性が代表取締役だ。

 

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