23日、サッカー日本代表がワールドカップ・カタール大会で、ヨーロッパの強豪・ドイツと対戦し、2-1で勝利した。
今回、大金星をあげた森保ジャパンには、ドイツ戦まで懐疑的なムードが漂っていたーー。
「`21年から`22年にかけて行われたワールドカップアジア最終予選の最初の3試合でオマーンとサウジアラビアに負けてスタートダッシュに失敗すると、SNS上では森保一監督(54)への不満が噴出。
そこから東京五輪で森保監督とともに戦い活躍した田中碧選手(24)や、三笘薫選手(25)などを抜擢することで6連勝し、ワールドカップ出場を決めるも、SNS上で疑問視する声はとまりませんでした。交代のタイミングが遅く感じられたり、相手の戦術に対応することができていないような印象があったりしたため、“無策”という意見も……。森保ジャパンが先制されて逆転勝利した試合は、今回のドイツ戦のほかに‘19年に行われたアジア杯のトルクメニスタン戦とウズベキスタン戦の2試合だけで、交代枠を余らせて負けた試合もありましたね。
ワールドカップ本戦では、同じグループに強豪国であるドイツとスペインがいたこともあり、欧州のトップレベルで活躍する日本人選手は多くいる中でも森保ジャパンに期待する声は少なかったのです」(スポーツ紙記者)
スポーツ紙記者は「ドイツ戦では森保監督の采配に日本中が驚いた」と続ける。
「前半、ドイツの左サイドバック・ラウム選手(24)が攻撃時に高いポジションをとり日本の守備陣を翻弄。再三起点となり、今回の失点も、あがってきたラウム選手にスペースを与えてしまい、GKの権田修一選手(33)が対応したもののファールして、PKを与えてしまったものです。
これに森保監督は後半の頭から冨安健洋選手(24)を投入することで、5バックに変更してラウム選手へのマークを明確化して対応。さらに攻撃的ドリブラーの三笘選手を長友佑都選手(36)に代えてウイングバックとして投入し、カウンターの起点としました」
試合後のインタビューで三笘選手自身が「ぶっつけ本番のところは正直ありました」と語っていたウイングバック起用。これが功を奏すーー。
「後半30分に三笘選手のドリブルが起点となり、堂安律選手(24)が得点。三笘選手、堂安選手、伊東純也選手(29)、浅野拓磨選手(28)、南野拓実選手(27)、鎌田大地選手(26)ら6人のアタッカーが攻勢を緩めず38分には浅野選手が逆転ゴールを決めました。
相手の狙いを選手交代とフォーメーション変更で対応し、得点をとるために怪我から復帰したばかりの浅野選手を起用する森保監督の采配には、バイエルンミュンヘンでも指揮を執ったドイツの名将・フリック監督も対応できませんでしたね」(前出・スポーツ紙記者)
これまでと変わった森保監督の“神采配”ぶりにSNS上では驚きの声があがった。
《森保監督は4年かけて、無能なフリをし、日本中を欺いていた。これはすごいことですよ。》
《森保はオリンピックすら捨ててまで、ワールドカップのために無能を演じた》
《無能のふりしてた森保監督最高 戦術がないふりとかあえて単調な攻撃しかしないと見せかけてた 本番での後半からシステム変更ドイツ対応できてなかった》
《森保監督、今までの采配はドイツ戦のための伏線だった説》