今年1月に発売された『週刊文春』で1歳年下の妻・千穂さんを33キロまで激やせさせた“モラハラ夫”と報じられた内村航平(33)。
文春の記事によると内村は、千穂さんに対してたびたび突き放すような態度をとり、千穂さんの手料理を前に「ウーバー頼んだから」と自分だけ牛丼やピザなどを注文することも少なくなかったという。
また昨年の11月、体調を崩し幼い2人の娘を連れて実家で静養していた千穂さんに、LINEで〈離婚の意思は変わらないのでとりあえず別居します〉と一方的に通告。千穂さんが家に戻ると、体操関係の愛用品とともに内村は姿を消していたという。
このモラハラ離婚危機報道について当時、本誌は内村の実母・周子さん(60)に電話取材していた。
報道によれば、千穂さんは周子さんとの関係にも悩んでいたという。千穂さんは心療内科に通うほど体に不調を感じていたため周子さんとの接触を避けるようにしていたが、21年の世界選手権の会場で、挨拶をしない千穂さんを周子さんが怒鳴りつける場面があったというのだ。
ーー航平さんのモラハラや離婚騒動が報じられていますが、事実でしょうか。
「う~ん。正直ね、私たち夫婦でなく息子夫婦のことでしょう? だからどうなのかと聞かれても、よくわからないんですよ。それに、私たちがその質問に答えることって、なにか変じゃありませんか」
当初、そう答えた周子さんだが、「いまでもお母さんは航平さんの応援団ということですよね」という記者の言葉に、息子を守らねば、という気持ちが刺激されたのだろうか、次のように語り始めたのだ。
「(『週刊文春』で)報じられていることは、どうもあちらさんのご両親などがお話ししたことのようですね。私たち、あちらのご両親とは、ちゃんとお話ししたことが今までもないし。きっと、自分のお嬢さんに都合のいいことをお話ししたんじゃないかと思うんですよ。あることないことね。
息子夫婦や家族がこれからどういうことになるかは、当人じゃないので私にはわかりません。航平本人に直接お聞きになるのが正しいのだと思いますよ。ごめんなさいね、そういうことですから」
ーー気に話すと、そのまま電話は切れてしまった。
それから1年、内村と妻・千穂さんの関係は修復したのだろうか。12月上旬に再び本誌が、長崎県にある内村の実家に連絡すると、今回は父・和久さんが対応してくれた。
ーー航平さんと奥さんは、いまも別居したままなのでしょうか?
「彼らも大人同士です。それぞれ事情があって、そういう状態(※別居)になってしまっているわけですから、私たちからどうこう言うことはできないですよね。それは周子も同じ考えです」
内村と千穂さんの間には2人の女児がいる。
ーー2人のお孫さんともお会いしていないのでしょうか?
「あちら(千穂さん)の住まいが東京で、私たちは長崎に住んでいますから、もともとしょっちゅう行き来できていたわけではありません。それぞれの生活になってしまうのも仕方がないことでしょうね」
和久さんは、2人の孫とも縁が切れてしまうことも覚悟しているようだった。最後にキッパリとした口調でこう語った。
「今後、離婚が成立したら、航平がそういう報告をすると思います」