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「ファンクラブの会報で、’22年12月31日をもってファンクラブが終了すると告げられたのです」(スポーツ紙記者)

 

8月末に“再始動”を表明していた中森明菜(57)。今後の活動についての具体的な発表がないまま’22年が終わろうとするなか、ファンに向けてそんな発表が――。

 

明菜は再始動宣言と同時に新事務所「HZ ILLAGE」を立ち上げている。今回終了となったファンクラブは、これまで所属していた事務所「ファイス」が運営していたものだった。

 

「明菜さんは当初、ファイス時代のファンクラブから新ファンクラブへと、円滑に移行させるつもりでいたようです。しかし今回発表されたのは“移行”ではなく、ファイス時代のファンクラブの“終了”。引き継ぎがうまくいかなかったのでしょう」(制作関係者)

 

実際、会報には次のように綴られていた。

 

《大切な皆さまの情報を新機関へと引き継ぐことを検討してまいりましたが、現状では信頼できる機関への譲渡が困難であるという判断からこのような結論に至りました》

 

「ファイスの代表で明菜さんのマネージャーでもあったA氏が、新事務所を“信頼できない機関”と言ったも同然でしょう」(前出・制作関係者)

 

本誌はA氏と明菜の確執について10月に報じている。その内容は、A氏が新事務所の求める権利関係の譲渡に応じようとしないというもの。その際、新事務所側は本誌の取材に「前事務所ファイスと交渉中なのは事実」と回答した。

 

それから2カ月がたっても、確執は解消されなかったということなのだろう。A氏は明菜の元恋人で、交際は20年以上とも報じられている。

 

「明菜さんは40周年の節目の’22年こそ再始動したいと考えていました。しかしまったく動こうとしないA氏に不信感を募らせ、新事務所を立ち上げたといいます。A氏はそれを事前に知らされておらず、激怒しているそうです」(音楽関係者)

 

旧ファンクラブ終了の一件について、新事務所に本誌が問い合わせたところ、次のような回答が。

 

「12月中には新しいファンクラブのご案内を公式サイトでさせていただく予定です」

 

新ファンクラブ発足のめどは立ったようだが、A氏との泥沼トラブルは尾を引いているようで……。

 

「明菜さんは再始動表明後、’22年末の『NHK紅白歌合戦』への出場が期待されてきました。しかし、蓋を開けてみれば出場者に明菜さんの名前はなし。

 

というのも、NHKはこうした事務所トラブルを嫌うのです。上層部は“今の明菜には手を出さないほうがいい”と判断したといいます。A氏との間にさらなる問題が生じる可能性もゼロではないでしょうし……」(前出・制作関係者)

 

明菜の行く手を阻むA氏の敵意。’23年は“紅白出禁”の令は解けるだろうか。

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