2022年も多くのスターが、たくさんの思い出をわれわれに残して天国へと旅立ちました。心からの追悼と感謝の意を込めて、いつまでも色あせることのない在りし日の“笑顔”を本誌秘蔵写真で振り返ります。
■石原慎太郎さん(享年89・作家、政治家・2月1日没)
芥川賞受賞作の『太陽の季節』をはじめ作家として活躍したのち政治家に転身。運輸大臣や東京都知事を歴任した。
■西郷輝彦さん(享年75・俳優・2月20日没)
橋幸夫、舟木一夫とともに“御三家”として愛され、数多くの時代劇で主演。日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』も記憶に新しい。
■渡辺裕之さん(享年66・俳優・5月3日没)
’82年から出演した「リポビタンD」のCMで一躍ブレーク。スポーツ万能でゴルフの腕前は芸能界イチといわれるほどだった。
■上島竜兵さん(享年61・お笑いタレント・5月11日没)
体を張った芸とお約束のギャグで一時代を築く。志村けんさんにかわいがられ、有吉弘行に慕われるなど、芸人から愛された芸人。
■島田陽子さん(享年69・女優・7月25日没)
’80年の米テレビドラマ『将軍 SHOGUN』に出演するなど、国際派女優として国内外で活躍。ヘアヌード写真集も話題になった。
■古谷一行さん(享年78・俳優・8月23日没)
長年演じた名探偵・金田一耕助は当たり役。’97年のドラマ『失楽園』では川島なお美さんと激しいぬれ場を披露し大ヒット。
■エリザベス女王(享年96・9月8日没)
イギリスの女王として歴代最長となる70年にわたって在位。一貫して国に尽くす一方、人間味あふれるチャーミングさもあった。
■三遊亭円楽さん(享年72・落語家・9月30日没)
’77年に『笑点』に加入し、今年1月に脳梗塞で倒れるまで出演を続けた。メンバーとの“腹黒い”掛け合いがもう見られないなんて。
■アントニオ猪木さん(享年79・プロレスラー・10月1日没)
プロレス界の大スター、“燃える闘魂”。モハメド・アリとの異種格闘技戦は伝説となり、引退後も「元気ですか!」と人々を鼓舞。
■松原千明さん(享年64・女優・10月8日没)
「カネボウレディ’80」に選ばれデビュー。’88年、石田純一との結婚を機に芸能活動を縮小。離婚後は娘とハワイに移住した。
■仲本工事さん(享年81・コメディアン・10月19日没)
ザ・ドリフターズのメンバーとして、キレキレの「体操コント」やいかりや長介さんとの「ばか兄弟」でお茶の間に笑いを届けた。
■水木一郎さん(享年74・歌手・12月6日没)
言わずと知れた“アニソンの帝王”。『マジンガーZ』や『コン・バトラーV』をはじめ、歌ったアニソンは1200曲におよぶといわれる。
“あの笑顔”は、いつまでも心の中にーー。みなさまの安らかなるご冥福を心よりお祈りいたします。