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KinKi Kidsにとって、デビュー25周年というアニバーサリーイヤーだった2022年。今年は、どんな一年だったのか。今日まで駆け抜けてきた四半世紀を振り返った想いと、1月18日にCDデビュー25周年第3弾シングル『The Story of Us』が発売される、2023年への抱負を併せて語ってもらった。

 

■堂本剛(43)

 

常日ごろから思っていることではありますが、ファンの方々や周りのスタッフさんをはじめ、今日まで支えてくださったすべての人たちへの感謝が増幅する一年でした。

 

実は、シンガー・ソングライターとしての活動も20周年の節目の年だったんですが、どちらも100%でお祝いさせていただけたので、自分のことも労ってあげられたような気がします。

 

この25年間、周囲のイメージと本来の自分とのギャップに葛藤して、無理をしていた時期もありましたが、今は自然体でいられる時間が増えたんですよね。それは『嫌われてもいいから自分らしく生きよう』と心に決めた過去があったから。そういう姿を見て、救われたと言ってくれる方もいるので、あのころの決意は間違いじゃなかったなと思います。

 

ただ、音楽活動をしていると、いまだに孤独を感じることもあります。アイドルとアーティストを両立してる人って、多くはいませんから。でも、覚悟を持ってやってきてますし、後輩くんたちの未来を切り拓くことにもつながればいいなって。

 

耳の障害も、治せるものなら治したいですけどね。実際は向き合ってやっていくしかないのですが、僕の作る音楽が、誰かの勇気につながるようにって切り替えて生きてます。

 

今年の活動を通して、自分たちらしく輝ける場所は、まだまだたくさんあるなと感じました。これからも変わらずに一瞬一瞬を素直に生きていきたいと思っています。

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