「怖いです(笑)。V6時代、僕はジャニーズJr.としてバックで踊らせていただきました。直属の先輩で、そういう意味でも一生頭が上がらない存在。そんな先輩に僕が家康を演じるときに信長を演じてもらえるのはうれしい限りです」
1月上旬、各メディアのインタビューで織田信長役の岡田准一(42)について語った松本潤(39)。松潤主演の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)が好調。さらに熱くなれる舞台裏を一挙公開!
■岡田准一が必殺技を熱血指導
「岡田さんは松本さんとの共演シーンの本番で突然、台本にないアドリブを繰り出し、松本さんは毎回冷や汗をかいているそうです。岡田さんは自分が9年前、大河ドラマ『軍師官兵衛』で主役を演じたとき、大河主演の先輩でもある竹中直人さんに『もっと自由にやっていい』と助言を受け、感謝した経験があるそうです。今回はその竹中さんの教えを“愛弟子”の松本さんに伝える番だと話しています」(NHK関係者)
岡田は撮影現場に演者として以外でも積極的に参加していた。
「実は岡田さんはアクションシーンで、出演者やスタッフに細かく指示を出すフロアディレクターも担当しています。第1話で家康が瀬名(有村架純)との結婚を懸け今川氏真(溝端淳平)と武芸対決するシーンで、松本さんが溝端さんにプロレスの必殺技をかけて勝利を収める演出は岡田さんの指導だったんです」(前出・NHK関係者)
■松嶋菜々子は夫と歴史再勉強
家康の母・於大の方を演じている松嶋菜々子(49)は’02年『利家とまつ』で主演して以来、大河ドラマには21年ぶりの出演となる。
「大河出演にブランクがあったこともあり、まず『利家とまつ』を見直して現場の雰囲気を思い出すようにしたそうです。『利家〜』には夫の反町隆史さんも織田信長役で出演していたこともあり、夫婦で戦国時代を再勉強していると聞きました。台本で気になる点を反町さんに相談することもあるようです」(制作関係者)
■有村架純のストレスW発散法
家康の正室で、歴史上“悪女”として知られる瀬名を演じる有村架純(29)。今作で“良妻”と描かれることに重圧を感じていると本誌前号で伝えたが、地元の恩人から毎年送られてくる果物で英気を養っているという。有村が高校時代にバイトしていた地元・兵庫県伊丹市内の寿司屋「栄鮨」の店主はこう語る。
「架純ちゃんはうちの娘の同級生で、週2回、学校が終わってから真面目に一生懸命働いてくれていました。高3になるタイミングで彼女が上京することになり、見送った光景を今でも思い出します。私の田舎が四万十川のほうで、毎年冬至の時季にゆずを送ってくるから、それを架純ちゃんにも送ってあげるんです。『温かいゆず風呂に入り!』ってね」
さらに有村には、大河ヒロインの苦悩を共有できる心強い味方がいた。
「映画『何者』(’16年)で共演した1歳年下の二階堂ふみさんとは親友で、朝ドラヒロインや『紅白』の司会を務めるなど共通点が多く、困ったことがあればお互いすぐ連絡する仲なんです。大河ドラマに関しては有村さんは今回が初出演ですが、二階堂さんは3度出演した“先輩”。話題が尽きず6時間にわたって話し続けたこともあったそうです」(前出・制作関係者)