元タレントでクリエイターのおかもとまり(33)がツイートした内容が、反響を呼んでいる。
《見た目が男性の方が、女子トイレの個室から出てきて遭遇したことが何度かあります。心が女性なのかもしれないですが、一瞬だけ身構えてしまったことを知り合いに話したら差別は良くないよと言われました。これって差別なんですかね…。こういう問題は難しい》(おかもとまり公式ツイッター 3月2日)
ツイッター上でも300件を超える返信があったが、この発言を取り上げた「スポニチアネックス」の記事がネットに上がると、「Yahoo!ニュース」上に1200件を超えるコメントが書き込まれた。LGBT法案が国会で議論される中、トランスジェンダーをめぐる問題について、関心が高まっているようだ。
今回の件に関し、おかもとが本誌に率直な思いを語った。
「たくさんのコメントをいただいて、すべてに目を通させていただきました。差別じゃないよというお声が多かったのは、私自身がもやもやしていたので、救われた気がしました。
おそらく知り合いは『見た目で判断するな』と言いたかったのだと思います。そこは気をつけようと思いました。
今回のことで様々なことを考えましたが、体が男性、心が女性の方が、女子トイレを使うにしても使わないにしても、ルールが明確で生きやすい世の中になってほしいです。もしも、自分の息子の心が女性になったとしても、それを理解できるような母親でいたいと思いました」
シングルマザーとして小学生の息子を育てているおかもとならではの思いがあるようだ。