秋篠宮家の次女・佳子さまは、3月24日に「Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム」でブラジル議員グループらと面会された。このプログラムは、日本と中南米各国の交流を深めるために、外務省が2015年度から実施しているもの。これまでは、秋篠宮ご夫妻や姉の眞子さんが臨まれてきたが、今回は佳子さまが初めて面会に臨まれた。
結婚によって皇室を離れる以前、眞子さんがブラジルやペルー、ボリビアなど日本人移民の多い中南米地域との国際親善を担っていた。
「皇室の国際親善では、ゆるやかな形ではありますが、宮家や皇族方には“担当”の国や地域があります。結婚するまで眞子さんは“中南米担当”として、各国をたびたび訪問したり、日本で開かれる交流行事に臨んだりしていました。ちなみに眞子さんの前には、ご姉妹の叔母・黒田清子さんがその役割を担っていました。
眞子さんは2015年にはエルサルバドルとホンジュラス、2016年にはパラグアイ、2018年にブラジル、2019年にペルーとボリビアを訪問しています。ブラジルやペルーとボリビア訪問時には、南米諸国に移民した日系人たちから熱烈な歓迎を受けました。
結婚以降、眞子さんの公務の多くは佳子さまが引き継がれています。先月ブラジルの議員グループと面会したことは、今後は佳子さまが“中南米担当”となったことを示していると見られています」(皇室担当記者)
昨年は5月には秋篠宮ご夫妻がチャールズ国王の戴冠式のために訪英され、6月には天皇陛下と雅子さまがインドネシアを国賓として訪問される予定で、皇室の方々による海外ご訪問も再開されていく見通しだ。
「佳子さまが中南米へ訪問されることになれば、前例からいってもアメリカを経由されることになります。アメリカ国内の経由地にもよりますが、佳子さまが眞子さんと現地でお会いすることもできなくはないでしょう。
佳子さまはニューヨークにいる眞子さんと頻繁に連絡を取り合われていて、お2人の“絆”は今も強いものだと聞いています。将来的に佳子さまが中南米の国々を訪問される際には、ご姉妹で再会される機会も巡ってくるかもしれません」(宮内庁関係者)
“リアルアナ雪”とまで言われた姉妹の抱擁が、海を隔てた地で再現されるかもしれない――。