第5回WBCで投打にわたって大活躍し、大会を通して侍ジャパンの優勝に大きく貢献した大谷翔平(28)。大会MVPにも選ばれ世界中から称賛を浴びているなか、その人気にあやかろうとする”不届き者”がいたようで――。
それは3月22日、アメリカとの対決を制し侍ジャパンの優勝が決定した直後のこと。突如
Twitter上に《皆さんの応援のお蔭でWBC優勝できました。本当にありがとうございます。Twitterも始めまたのでよろしくお願いします》という投稿とともに「大谷翔平(@shoheiohtaniii)」のアカウントが開設されたのだ。その後、同アカウントはシャンパンファイトや優勝トロフィーを抱える大谷の画像などを立て続けにツイートしている。
Instagramのアカウントは3年ほど前から開設していたものの、Twitterのアカウントは持っていなかった大谷。それだけでなく、優勝直後のタイミングということもあって瞬く間にフォロワーが急増。ツイートにも多くのいいねやコメントが寄せられたが、一部では「偽物では?」と疑う声が続出していた。
「そもそも最初のツイートが投稿されたタイミングが、表彰式直後。その後のつぶやいたタイミングも現地でのシャンパンファイトや会見が行われている時間と丸かぶりしていました。そんな時に大谷選手がわざわざアカウントを開設して、投稿するはずがないですよね。さらに、複数に分けて投稿されていた画像は全て、大会公式や画像素材サイトなどで入手できるものでした」(スポーツ紙記者)
数多の通報を受けてその後、当該アカウントは23日午前中までに凍結され、現在は完全に削除されている。無事に偽アカウントはいなくなったが、凍結時には一時20万人を超えるユーザーがフォローし、さらにその中には有名人もいたようだ。
「実は、さまぁ~ずの三村マサカズさんやなかやまきんに君さんといった芸能人や企業の公式アカウントやYouTuberなど、多くのインフルエンサーも大谷さんの偽アカウントをフォローしていたそうです」(週刊誌記者)
取材対応やシャンパンファイトといったWBC優勝直後の超多忙なタイミングでの“不自然な開設”だったものの、有名人を含め約20万人がフォローしてしまった大谷の偽アカウント。ネット上ではフォローした人のネットリテラシーを危惧する声が相次いだ。
《大谷翔平の偽垢を本人かと思ったかどうかでネットリテラシーがわかる》
《ニセ大谷翔平に騙された人のネットリテラシーが心配 》
《そもそもこんなあからさまな偽アカウントに騙されてフォローする人間が最大20万もいたというのが激痛。全部小学生だったんだろうか Twitter民ネットリテラシー低すぎる》
《大谷翔平の偽物アカウント、20万人も釣られているってもはや義務教育でネットリテラシー身につけさせないと、オレオレ詐欺だのアポ電強盗だの減らないわけだ… 》