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「現地でも大谷選手の人気はとどまるところを知りません。4月8日(現地時間)に行われたエンゼル・スタジアムの“オータニデー”は、来場者に先着順で首がカタカタと揺れる大谷選手の“ボブルへッド人形”が配られたこともあり、3万1千人以上の大賑わい。ファンたちもご機嫌で、1杯16ドル(約2千130円)のビールがバカ売れでした」(在米スポーツライター)

 

LAのファンから愛されてきた大谷翔平選手(28)だが、WBCのMVPとして、いまや全米でも熱狂的な人気を集めている。現地のコーディネーターはこう語る。

 

「想像以上に大谷選手の人気が急騰しています。とくに10代から20代の現地の若い女性たちが続々と『ショウヘイはカワイイ!』と話すようになりました。メジャーリーグ初戦の対戦相手・アスレチックスのマーク・コッツェイ監督の娘さんも『ショウヘイのサインをもらってきて!』と監督におねだりして『そんなことはできない!』と断られていたそうです」

 

そんな大谷の人気は、あるカードにも波及していた。

 

「大谷選手の爆発的な人気の象徴ともいえるのがトレーディングカードの高騰でしょう。現在、大谷選手の通常のトレーディングカードは1万ドル前後(約133万円)で取引されていますが、10万ドル(約1千330万円)出してもいいと言うファンが大勢存在します。

 

大谷選手は二刀流のため、投手として躍動するカードも、DHとしてホームランを打ったカードも非常に高い人気を誇ります」

 

これまで大谷の高額なトレーディングカードといえば、’18年に発行されたTOPPS社製のルーキーカードが有名だ。

 

「このルーキーカードは、将来を嘱望されたMLBスターの初カードとして野球ファンから評価が高く、大谷選手の直筆サイン入りカードは当時2千万円で取引されたといわれています」(前出・在米スポーツライター)

 

そして今回、そのルーキーカードを超える“激レアカード”が登場したという。

 

「一般販売されることなく、WBC直前にごく少数に配られた“幻のトレーディングカード”です。大谷選手が所属しているエンゼルスがチームを応援してくれるスポンサー向けに特注したもので、4~5枚のセットになっていると聞いています。市場には流通していないカードセットですが、投資家向けの会員制オークションサイトにはすでに掲載されているようです。最終的には75万ドル(約1億円)で取引される可能性もあると予測する野球ファンもいるそうです」(前出・現地コーディネーター)

 

一般人は入手どころか、その画像すら見られない1億円カードまで爆誕……。いまや大谷の存在は世界一の“破格”なのだ。

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