「この記録が達成できたのも原監督や高橋由伸前監督に使っていただいたおかげです。また、トレーナーさんや裏方さんの協力があって到達できたと思っているので皆さんに感謝したいです。これからも勝利の貢献のために全力で頑張っていきたいと思います」
4月18日、こう語ったのは読売ジャイアンツの坂本勇人選手(34)。この日、プロ野球史上55人目となる通算2000試合出場を達成した。
巨人軍では長嶋茂雄氏(87)や王貞治氏(82)、柴田勲氏(79)、阿部慎之助ヘッドコーチ(44)に次いで5人目となる快挙を成し遂げた坂本。しかし、巨人ファンの間では“しこり”があるようでーー。
「現在、坂本選手は不調で打率も1割3分程度にも関わらず、18日の試合では3割打者であるオコエ瑠偉選手(25)の代打として出場するという形で記録を達成したんです。記録は喜ばしいことですが、いっぽうで原辰徳監督(64)に対して『なぜ出場させたの?』と訝しむ声が。ファンとしてはスタメンに起用された試合で、記録を達成してほしかったようですね」(スポーツ紙記者)
原監督はその前日の17日、各スポーツ紙に1軍レギュラーの起用法についてこう断言していた。
「ベテランクラスには50打席くらいは渡すつもりではいるけど、なかなか若い人たちにはそれだけの打席は渡せない」
明らかにベテラン・坂本を優遇するような発言をしたばかりだっただけに、ネットではこんな批判の声が上がっている。
《3割3分打ってるオコエの代打に1割3分の坂本が出てくるの ホントよく分からないですね》
《マジで謎采配 迷采配やわ オコエに代打坂本?今期待出来る数少ない打者に代打って》
《好調のオコエを下げて記録だけ取らせたみたいな感じやな いつでも勝負にシビアで居てほしい》
また坂本は’22年9月、女性に中絶を強要しトラブルになっていたと報じられたものの、依然として“ノーコメント”を貫いている。
そのため今回、輝かしい功績を残したものの《凄い選手なんだけどプライベートの醜態にだんまりと手本となる選手とかけ離れており、野球だけできればいいやというスタンスがベテランになってもあるのはいかがなものか》《まだ人前に出れる神経がすごい》という声も。スキャンダルに不調が重なり、記録を達成しても“白けムード”のようだ。