アメリカ出身のお笑い芸人・パックンこと、パトリック・ハーラン(52)が、コメンテーターとして『めざまし8』(フジテレビ系)に出演した際の発言が波紋を呼んでいる。
4月19日に放送された『めざまし8』でパックンは、「最近僕2カ所、ホテルにチェックインするときに『パスポート見せろ』って言われたんですよ」と、日本のホテルでの接客エピソードを披露。続けて、「『パスポート見せろ』とか『在留カード見せろ』とか、この態度は少し考え直していただいた方がいい」と主張していた。
日本の法令では、国内に住所を持たない外国人の宿泊については、パスポートの提示及びコピーが義務付けられている。同番組でMCを務める谷原章介(50)が「それは旅行客と間違われたというのではなくてですか?」と尋ねると、パックンは「ていうか見た目で外国人だから出せ、って。『出さないと泊まれない』って言われた」と返答。
するとパックンは「ふたつショックなことがあるんですよ」とし、パスポートを提示することを求められたことに加えて、「俺のこと分かってないの? って、認知度が下がったことのショックもある」とコメント。最後には、「ぜひ接し方、おもてなし方(を考えて欲しい)」と話していた。
「パックンさんは’93年にハーバード大学を卒業して来日、’97年からお笑いコンビ『パックンマックン』を結成しました。多数のテレビ番組に出演するかたわら、ふくいブランド大使や東京工業大学非常勤講師なども務めています。長年日本の芸能界で活躍してきた自負もあってか、今回の考えに至ったのかもしれません」(芸能関係者)
SNS上では、パックンの「俺のことわかっていないの?」発言にたいして、失笑する声があがった。
《パックンマックンのパックンこと、パトリック・ハーランさん。ハーバード卒で、けっこう有名だったんだけどな。知らない人も増えたのか。まあ、ホテルの対応は適切なんですが》
《芸能人だから特別扱いしろってか…? エゴ丸出しだよね》
パックンよ、自分を買いかぶり過ぎ。全ての人があなたを知っていると思っているの。うぬぼれすぎ。ホテルのセキュリティを褒めるべきです》
《パックン。残念だな。まるで大物芸能人気取り。本当の大物はルールをきちんと守るもの》