5月2日に放送された『ラヴィット!』(TBS系)で、お笑い芸人・相席スタートの山添寛(37)が唐揚げを食べるのに使用した爪楊枝をまた別の唐揚げに直接刺したことで、“マナーが悪い”と物議を醸した問題。3日の放送ではこの件に触れることはなかった。
問題視されているのは、韓国の市場での食べ歩きシーン。山添は唐揚げを食べるのに利用していた爪楊枝を、店頭に置かれた別の唐揚げに直接刺し、口に運んだのだ。一緒にロケに参加していた3時のヒロイン・福田麻貴(34)や若槻千夏(38)が「ダメダメダメダメ」「それはマナー悪い」と制したが、「ラヴィットヨ、ラヴィッソヨ」と“美味しい”を意味する韓国語と番組名を交えたギャグを笑顔で返すのみだった。
しかしこのことについて、翌3日の放送で特に言及はなかった。山添の不衛生なマナーは問題ないということなのか――。
「生放送後、TVerでの配信では、この部分はカットされています。TBS側も“問題があった”という認識なのでしょう」(スポーツ紙記者)
同じTBSの『news23』でも、不適切な報道が行われたと「週刊現代」が5月1日に報じた。
「同じTBSの『news23』にJAの元職員・Aさんが自身の職場で横行していた“自爆営業”を告発したところ、事前に映像を確認させてもらうという約束を破られたそうです。結局、撮影が行われた自宅や腕時計に加工が施されず、明らかにAさんだとわかる状態のまま放送されてしまい、職場で“身バレ”し、退職に追い込まれたとのことです。このことについて、番組側からAさんに謝罪はなかったそうです。
この記事が掲載されると知った番組側はAさんに連絡し、記事の掲載を見送るよう要求してきたといいます」(前出・スポーツ紙記者)
TBSは「週刊現代」の取材に対し「週刊現代等の記事にあるような『TBSに裏切られた』など当社を非難する趣旨の連絡を取材対象者から受けたことはなく、質問には取材源の秘匿の観点からお答えできません」と回答している。
視聴者からは報道姿勢に疑問を呈する声が上がっているが、『news23』の放送でこの問題についての説明はない。『ラヴィット!』も『news23』も、TBSはこのままダンマリを決め込むつもりなのか。SNS上でも批判が続出している。
《ラヴィット何事もなかったかのように始まった 謝罪する気ないな》
《昨日の放送韓国旅行部分後から見たけど山添の使用済み爪楊枝のシーン炎上してるんだね。ラヴィット好きだけどこれは正式に謝罪とかしないとまずいんじゃないの?》
《news23は謝罪したのか?》
《余りにも酷いTBS記者の対応。どういう事なのか、番組で説明が必要》