米ルイジアナ州カルカシュー郡パリッシュで、かくれんぼをして遊んでいた14歳の少女が後頭部を撃たれて重傷を負った。
パリッシュ保安官事務所の発表によると、7日早朝、銃声があったとの通報を受けて駆けつけた保安官代理が後頭部に銃創を受けた少女を発見。敷地内から数人の少年が出てきて「かくれんぼをしていた」と話したという。敷地を所有するデイヴィッド・V・ドイル(58)に話を聞いたところ、人影が逃げていくのを見たため発砲したら当たってしまった、と自白。ドイルは加重暴行など4件の容疑で逮捕された。
少女は幸い命は取り留め、入院して治療を受けていると保安官事務所は発表している。
CDCは、銃器による傷害は「公衆衛生上の深刻な問題」だと警鐘を鳴らす。’20年、米国では銃器関連死が45,222件にのぼり、これは毎日124人が銃により命を落としていることを示しているという。また、銃器による傷害は1〜44歳の人々の5大死因の一つに挙げられているそうだ。