5月19日、G7サミット(先進7か国首脳会議)が広島市で開幕した。21日までの3日間にわたり開催され、ウクライナ情勢やエネルギー問題など様々なテーマが議論される。
19日の午前中、核兵器を保有する米英仏3カ国を含むG7首脳たちは平和記念公園で原爆資料館を視察した後、原爆慰霊碑に献花。午後にはウクライナに関するセッションが開催され、「可能な限り早くウクライナに包括的、公正かつ永続的な平和をもたらすためあらゆる努力を行う」と首脳声明が発表された。
「今回のG7開催地に広島を選んだのは岸田文雄首相(65)です。その理由を『唯一の戦争被爆国である日本の総理大臣として、広島ほど平和へのコミットメントを示すのにふさわしい場所はない』と語っていました。
その言葉どおりに、原爆資料館訪問と献花が実現し、’16年にアメリカ元大統領のバラク・オバマ氏(61)が原爆資料館を訪れた際は約10分間の滞在でしたが、今回のバイデン大統領(80)を含むG7首脳たちによる視察は40分間ほどだったそうです。
また20日には、ゼレンスキ―大統領(45)が来日し、対面でサミットに出席するとウクライナ政府高官が明らかにしています。ゼレンスキ―大統領のアジア訪問は初めてとなります」(全国紙政治部記者)
’21年10月に岸田内閣が発足して以降、岸田首相は国会答弁や、記者会見の場で「検討する」と度々口にし、実行にうつらないことから“検討使”と揶揄されてきたが――。
「1月に異次元の少子化対策をおこなうことを表明し、3月にはウクライナを電撃訪問。さらに5月上旬には韓国で日韓首脳会談を行いました。時事通信が5月に行った世論調査によると、支持率が9カ月ぶりに不支持を上回るなど回復傾向にあります」(前出・全国紙社会部記者)
ネット上では、そんな岸田首相を称賛する声があがっている。
《岸田さんまじ有能すぎる》
《彼はいつどこから、別人に変わったの?。検討使じゃなかったのかよ。》
《総理になって半年ぐらいは、何も成果を感じていなかったが、見直した。》
《ゼレンスキー広島来るやん。岸田凄すぎるやろ。検討使とか言ってごめんな》