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市川猿之助(47)が都内の自宅で両親と倒れているのが発見され、その後両親の死亡が確認された事件からまもなく1週間を迎える。いまだに全容は明らかになっていないが、当時の状況などが少しずつ判明しつつある。

 

5月18日に自宅から救急搬送された猿之助は一命をとりとめたが、母・延子さん(享年75)は自宅で死亡が確認され、父親の市川段四郎さん(享年76)は意識不明の状態だったが搬送先の病院で息を引き取った。

 

警視庁は19日に両親の司法解剖を行い、睡眠薬などの向精神薬中毒死の疑いを明らかに。薬物の種類はまだ特定されておらず、血液検査などで今後明らかにされていく見通しだ。

 

報道によると、猿之助は前日の17日に両親と話し合いの場を持ち、警視庁には「死んで生まれ変わろうと家族で話し、両親が睡眠薬を飲んだ」と説明しているという。自宅で発見された当時、猿之助のそばには知人への手紙が置かれていたことから、一家心中を図った疑いを持たれている。

 

薬の調達方法などは明らかにされていないが、24日に警視庁は猿之助への事情聴取を行ったという。

 

一般論として、一家心中を図り、ひとり生き残った場合、罪に問われる可能性はあるのだろうか。そこで、アリシア銀座法律事務所代表の竹森現紗弁護士に話を聞いた。

 

「一家心中を図った人が薬を調達するなど、両親の自殺に関して何らかの手助けをしていた場合には、刑法202条の自殺幇助罪に問われる可能性があります。自殺幇助罪の法定刑は6ヶ月以上7年以下の懲役又は禁錮です。

 

ただし、両親の自殺に全く関与しておらず、両親の後を追っただけというような場合は、罪に問われることはないでしょう。

 

また、仮に薬の調達をして自殺幇助罪に問われたとしても、事件に至る経緯や当時の状況などが考慮されて執行猶予が付く場合もあります」

 

果たして猿之助は事情聴取で何を語ったのだろうか。

出典元:

WEB女性自身

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