《PRイベント #腹タッチ会 参加力士が決まりました!》
6月1日、Twitterでこう呼びかけたのは日本相撲協会の公式アカウント。大相撲九州場所のPRイベントとして、11日に福岡市中央区にある商業施設「ソラリアプラザ」で「人気力士が集結!みんなで触ろう!腹タッチ会!」を開催すると告知した。
公式サイトでは概要欄に「握手会ならぬ力士参加イベント、その名も『腹タッチ会』!来たる11月の九州場所に向けて、皆様とともに盛り上げましょう!」と記されており、他には力士による歌謡ショーやトークショーも行われるという。
参加力士は正代(31)、宇良(30)、佐田の海(36)、平戸海(23)、一山本(29)の5名。MCを蛍原徹(55)が務め、入場人数は先着400名とされており席種料金は5500円(福袋付き)となっている。
「腹タッチ」という大胆なイベントに、《夢のような企画》《楽しみ~》といった好意的な声が上がった。だが一方で、“力士の腹を触るのはセクハラでは?”と困惑する声も散見されているのだ。
《セクハラだわこんなん》
《こんなセクハライベント、やめてほしい。本人がOKしてたらいいって話でもない。力士の体はおもちゃじゃないんだよ》
《お腹タッチ…関取にそんなことできない できないできない この時間をトークや記念撮影につかってほしいなぁ イベント開催は嬉しいけどこれだけが残念…》
そこで本誌が2日に日本相撲協会へ取材を申し込むと、担当者より文書にて回答があった。
――そもそも「腹タッチ会」とは、参加者が力士の素肌に直接触れるということでしょうか?
「『腹タッチ』は浴衣を着た状態で行うため、力士の素肌に触れるということはありません」
――もし素肌に触れるということであれば、参加力士は承諾しているということでしょうか?
「力士の素肌には触れません」
――SNSではセクハラを指摘する声も散見されますが、どのように受け止められますか?
「感想はありません」
賛否を呼んだ「腹タッチ」だが、誰もが楽しめるイベントとなることを期待したい。