広末涼子(42)とフレンチシェフ鳥羽周作氏(45)のW不倫報道に世間が注目するなか、意外な人物の再々婚のニュースが飛び出した。俳優の渡辺謙(63)である。
6月30日未明、渡辺が今年春に21歳年下の田中みな実似の女性と再々婚していたことがスポニチアネックスによって報じられた。そして、渡辺は同日午後に報道各社へ送付した文書で、正式に再々婚を報告。各メディアによると、文書の中で、「この春、婚姻届を出させていただきました。のんびりとやってまいります。今後ともよろしくお願いいたします」とコメントしていた。
二人は、’13年夏に出会い、約1年後に交際を開始したという。しかしこの二人の交際が始まったとされる’14年頃、渡辺には結婚して9年になる妻がいた。女優の南果歩(59)である。
南は’16年に乳がんを患っていることが発覚し、同年に手術。その後も放射線治療などを続けていた。その真っ最中である’17年3月、『週刊文春』によって、渡辺とこの再々婚相手との不倫が報じられたのだ。その後、渡辺は会見を開き、不倫を認め、謝罪していた。
“世界のワタナベ”が、妻の闘病中に不倫相手と逢瀬を重ねていたという事実は、“かなりゲス”とも報じられ世間に大きな衝撃を与えた。
さらに当事者の南は夫の不倫報道によって重度のうつ病を患ったことも知られている。昨年末、南は本誌のインタビューに対し当時のことを「喜怒哀楽もない“無”のような状態で、未来のことなんてまったく想像もできない。奈落の底にいるような感覚でした」と振り返っていた。その後、’18年に渡辺と南は離婚している。
このようにかなりショッキングな内容だった渡辺の不倫報道。ある芸能関係者は、「南さんとの離婚は成立しており、再々婚は問題ない」としつつも、発表したタイミングの“間の悪さ”についてこう首をかしげる。
「世間は今、広末涼子さんと鳥羽周作シェフのW不倫騒動で、“不倫”に対し非常に厳しくなっています。しかもこの二人が再婚しようとしているという報道も出ていますが、この2人を応援したいという声はほとんど聞こえてきません。
そんなタイミングに、不倫が報じられた相手との再々婚を発表したことで、当時の報道を思い出す人も多いでしょうし、蒸し返されることもあるでしょう。どうしても今である必要があったのかは疑問ですね……」