ロサンゼルス・エンゼルス対サンディエゴ・パドレス戦が7月5日(日本時間)に行われ、大谷翔平選手(29)は3番・投手で出場。6回に2者連続弾を浴びるなど、6回途中7安打5失点で降板し、4敗目を喫した。
ここまで、打者として31本のホームランを放ち、投手としては7勝をあげる大谷だが、所属するエンゼルスのチーム状況は厳しい。
「現在、エンゼルスは直近の7試合で6敗し、絶不調です。主力の離脱が相次いでいることが原因でしょう。
6月には、骨盤骨折でウルシェラ選手(31)、脇腹痛でザック・ネト選手(22)が故障者リスト入り。そして7月3日には今シーズン14本のホームランを放っているブランドン・ドルーリー選手(30)も左肩を負傷して離脱しました。
さらに5日にはエンゼルスの強打者、マイク・トラウト選手(31)も、左手有鉤骨の骨折で故障者リストに入りました」(スポーツ紙記者)
9年ぶりのプレーオフ進出に暗雲が立ち込めるエンゼルス。今シーズンのプレーオフ進出は、大きな意味を持つ。
「3月のインタビューで大谷選手は『エンゼルスで今年、ワールドシリーズに出て、そこで勝ちたい。今はそこしか考えていない』と勝利へのこだわりを語っていました。
今年のオフに大谷選手は、どこの球団とも自由に契約する権利を持つフリーエージェントとなります。エンゼルスにとって、彼をチームに残留させるために、プレーオフ進出は至上命題でした」(前出・スポーツ紙記者)
7月1日に、アメリカのポッドキャスト番組『ファウル・テリトリー』で公開されたインタビュー動画でトラウトは、「大谷を残留させるための口説き文句は?」と聞かれ、「口説き文句か。僕たちは勝たないといけない。プレーオフに行かないと。彼をここに留めておくために一番大きな事はプレーオフに行くことだ」と話していた。
プレーオフ進出に黄色信号が灯るエンゼルス。SNS上では大谷のオフシーズンでの移籍を予想する声が多数あがったーー。
《大谷さんはこれ来年エンゼルス残留せんやろなぁ》
《これはちょっと大谷エンゼルス残留は絶望的やな…》
《トラウトやっぱり骨折か…1ヶ月から2ヶ月離脱確実エンゼルス終戦やね大谷のトレード放出の可能性がかなり高くなった》