YouTubeチャンネル「spider-maaaaaaan/スパイダーメーン」の登録者数が日本人最速で1000万人を突破したことで話題のヴァンビ。そんな偉業を腐した“ある同業者”の発言が波紋を呼んでいる。
8月5日、元「ヴァンゆん」のヴァンビは覆面ユーチューバー「スパイダーメーン」の正体が自身であったことを明かし、驚きと称賛の声が集まっていた。
しかし6日、登録者数120万人のYouTuber兼総合格闘家のシバターは「日本最速1000万人登録者!スパイダーメーンに思う事」と題した動画内で「羨ましくないし、ああなりたいとも思わない」と一蹴。
理由として、YouTubeの広告単価が減少していることを挙げたシバター。自身が運営する登録者数120万人のメインチャンネルと、登録者数22万人のサブチャンネルを合計した月収が70万円ほどであることを明かし、「もうYouTubeは儲からない」と吐露していた。
広告単価を理由にヴァンビの偉業を疑問視したシバターだが、あまり共感は得られなかったようで、動画のコメント欄では《ヴァンゆんの頃から別に好きなYouTuberでもなかったけど、今回の偉業は素直にかっこいいと思った》《シバターがオワコンなだけ》と批判が続出。複数のメディアがネットニュースとしても取り上げ、波紋は広がることに。
にもかかわらず、シバターはさらなる“燃料”を自ら投下する。8日に「スパイダーメーンの動画ってつまらなくね?」という動画をアップロードし、再度ヴァンビを批判したのだ。
シバターは動画冒頭で、「YouTube単価下がってて、今俺月70万円しか入ってきてないんだよねっていうことを話したんですよ、それがネットニュースに切り取られて、シバターがYouTubeはオワコンみたいな、単価が今も下がってシバターの月収は月70万円みたいな感じで見出しがこうバーン出てですね」と、ネットニュースやSNSでの批判に対して苦言を呈する。
「今回もヴァンビとスパイダーメーンの話をしようかなって思うんです」と切り出し、まず「仕事まるまる合わせたら、毎月500万円以上は売り上げは上がってますよ。だから俺の月収が70万なわけじゃないから。だからその舐めんじゃねえよというのはまず言いたい」と反論。そして現在はYouTubeの広告収入ではなく、イベントの出演料などYouTubeに付随した仕事での収入がメインだとした。
また、すでに知名度が十分にあるため、ヴァンビのように登録者数を増やす必要がないともコメント。その上で、スパイダーメーンの動画についてこう言及した。
「もう大前提としてスパイダーメーンの動画さ超つまんなくない、くっそつまんないじゃん。マジでコントとも言えないようなことをしているだけでしょう、もう超くだらないね」
さらに「俺は、みんなバンビすげえかっこいいとか言うけど、なんかこう登録者を取ってることと稼いでることは別にかっこいいことでもすごいことでも俺はないと思うんだけどね」と続ける。面白さで評価されているわけではなく、YouTubeの仕組みを利用し登録者数を増やしただけであると持論を述べた。
その後も「ヴァンビ君があの作ってる動画は、別にその俺だって明日から毎日あの動画を作ることはできる」「スパイダーメーンは僕の中で評価に値しないですね。クソつまんねえ、数字は持ってるかもしんねえけどクソつまんねえし、俺はやつを価値あるものだとちょっと思えないですね」と何度も「スパイダーメーン」への批判を繰り返した。
改めて「スパイダーメーン」ことヴァンビに苦言を呈したシバターだったが、それでもやはり共感は少なく、自身への批判が集まる形となったようだ。
《外国向けだしネタを探し選ぶのは大変だと思う 相当な労力だと思う》
《面白い、面白くないは感性でその点で評価に値する、しないの話しは論理がおかしく感じます。どちらかというと、オワコンといわれた人が信念をもってYouTubeではYouTuberがトップを取るべきと諦めずに挑戦して結果を出したことが評価されたのが今回の件かと。》
《「ヴァンビみたいな動画俺でも作れる」って、実際ヴァンビ自身「みんな俺みたいになれる」ってスタンスじゃん。ここでシバターがわざわざ言ってることなんて分かった上でヴァンビは喋ってるように感じたし、見てる人もその前提の上で称賛してるんじゃないの??》
《これがただの嫉妬動画だと思いますね。ターゲット層しシバターが好む動画でもないこと分かりきってることだろうし》