「SNSを通じてファンと頻繁に交流していますが、本格的な芸能活動はまだスタートしていません」
こう語るのは音楽関係者。
今後の具体的な活動は明らかになっていない平野紫耀(26)だが、ひそかに新プロジェクトの準備を進めているという。
「平野さんはTOBEとの合流を発表したのとほぼ同時に、会社を設立しました。その名は『株式会社紫耀』。平野さん自身が代表取締役を務めています」(前出・音楽関係者)
「株式会社紫耀」の会社登記には、アーティストのマネジメントやコンサートの運営などが会社の目的として掲載されている。
さらに気になる項目が。
《ダンススクール、ダンススタジオの運営及びダンスインストラクターの養成及び派遣》
と記されているのだ。
高いダンススキルで知られる平野。彼から直接ダンスを教わる機会があるということかーー。
「平野さんは7歳のころ、地元・名古屋のダンススクールに通い始めました。弟の莉玖さん(24)とユニットを組んでダンスの大会に何度も出場するなど、名古屋では有名な兄弟でした。
スクールの先生は、平野さんのことを“10年に1人の逸材”と言っていました」(アイドル誌ライター)
当時から平野は“指導者”としても才能の片鱗を見せていた。
「スクールには平野兄弟に憧れる子どもは多く、平野さんは幼児たちにいつも笑顔でダンスを教えていたそうです。
大会で成績を残しながらも天狗になることはなく、楽しそうに教える姿は親御さんたちからも好評だったといいます」(前出・アイドル誌ライター)
ジャニーズ時代の仲間たちからも、ダンスにおける信頼は厚い。
「多忙を極めるKing&Princeのメンバーに平野さんが代表してダンスを教えることも多く、『紫耀は教え方がうまい』と言われていました。先輩や後輩も、ダンスの実力には一目置いていました」(前出・音楽関係者)
平野のダンススクールについて問い合わせると、TOBEの担当者は「平野の会社の業務についてのお話ですので当方からはお答えしかねます」とコメントした。
かつて平野はインタビューで次のように語っている。
《多いときは1日7時間練習してました。性格的に冷めやすかったんですけど、ダンスだけは冷めなかったんですよね》(『Myojo』’22年7月号)
「平野さんは天賦の才にも甘えず努力を重ねる人。きっと子どもたちに対しても、“練習第一”の魂を教えるのでしょう」(前出・アイドル誌ライター)
後進の育成にも踏み出す平野。憧れの世界進出へ向け、“第二の平野紫耀”が生まれる日も、そう遠くはなさそうだ。