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米ミシシッピ州セントルイスのセントルイス動物園で13日、27歳のメスのアジアゾウ、ラニが急死していたことがわかった。直接の死因はまだ調査中だが、園内で走り回っていた小型犬が関係している可能性が高いという。地元メディア「St. Louis Post-Dispatch」などが報じている。

 

この日の午後、非公開のゾウエリア付近で園内で飼い主のいない小型犬が目撃されていた。ラニはゾウ舎の中で食事をしていたため犬と鉢合わせしたわけではなかったが、飼育員が犬を追いかけるうちに他のゾウたちが興奮し始めたという。

 

飼育員が騒ぐゾウたちを園舎内に移動させると、仲間たちの興奮がラニにも伝わり、ラニは大声をあげながら園舎内を旋回。その次の瞬間、地面に倒れ込んでしまったそうだ。

 

飼育員と獣医はすぐに蘇生処置を施したが、ラニが息を吹き返すことはなかった。

 

St. Louis Post-Dispatchは、元凶となった犬は迷い犬で、フェンスやゲートの隙間から園内に侵入したという動物園関係者の見解を伝えている。また園内は、介助動物を除きペットの同行は許可されていないという。

 

NBC NEWSによると、ラニは’01年に母親のエリーと共にセントルイス動物園にやって来た。52歳のエリーは今も元気で動物園で暮らしているという。

出典元:

WEB女性自身

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