10月22日、ひろゆきこと西村博之氏(46)が、YouTubeチャンネル『ReHacQ−リハック−』に出演し、日本維新の会・藤田文武幹事長(42)と激論を交わした。
対談がスタートするや否や、ひろゆきは藤田幹事長に「自民党だと幹事長って結構偉いんですけど、維新の場合、幹事長ってどれぐらい偉いんですか?」と挨拶代わりの質問を。
これに藤田幹事長は、「維新の幹事長はいじられ倒すっていう役割」とした上で、先輩たちに支えてもらいながら党の舵取りを担っていると返答。ひろゆきは「そうするとあまり決定権はないということでいいんですか?」と返し、藤田幹事長は、苦笑しながら「いや結構あるんですけど、一応」と返していた。
その後、日本維新の会が鈴木宗男衆議院議員(75)を除名処分した背景などを議論した後に、話題は2025年に迫った大阪・関西万博(以下、大阪万博)に。
パビリオンの工期遅れや建設費も大幅に増額するなど、数々の問題が指摘されている大阪万博。そうした背景を踏まえてひろゆきは「大阪万博どう考えても失敗でしょうっていうのを無理やり微調整で続けようとしているのって、現状維持の微調整をやっている利権構造そのものじゃないですか」と開催を提唱した維新を批判。
続けて「完全に間違ったことやっていません?大正解ですか?それとも今やってらっしゃるのも。それとも万博大成功する自信あります?」と切り出すと、「何を持って大成功かは……」と口ごもる藤田幹事長。これにひろゆきが「何を持って成功なんですか、逆に聞きたいです」と返すと、藤田幹事長は「それは経済効果です」と明言した。
しかし、ひろゆきの追及は続き、「経済効果どうなったら成功ですか?」と追加で質問。「うんー、これでも失敗と言われているのは……」とまたも口ごもる藤田幹事長に対し、ひろゆきが「経済効果どうなったら 成功ですか」と追及し、藤田幹事長も「うーん、ちょっと改めます」と議論から一旦撤退。それでもひろゆきは手を緩めることなく「改めないでください。大阪万博の話を幹事長が今すぐ言えないのはおかしくないですか」と詰めた。
最終的に藤田幹事長からでてきた答えは、「多くの人が海外からも国内からも賑わって、新しい技術がそこで日の目を見ていくスタートになるということなんじゃないですかね」と、具体性を欠いた漠然とした回答であった。
さらに、“使ったお金に対して、万博でどれくらい取り返すのか、あるいは投資乗数としてどれくらいを目指すのか”と聞かれても、きちんと答えられない藤田幹事長に対して、ひろゆきはこう言い放った。
「僕最初に決定権あるんですかって聞いたじゃないですか。単に連絡係だから自分は数字も知らないし、何も決められませんっていうのであれば、もうそれでいいんですよ。でも藤田さん自分で決める権限あるって言ったじゃないですか。維新の幹事長でありながら、どれぐらい予算使っているのかわからない、成功がどうなったら成功かも分からないそれ無責任すぎませんか?」
この後も藤田幹事長は終始押され気味のまま動画は終了。対談で藤田幹事長を圧倒し、問題が指摘されている大阪万博について追及したひろゆきに対して肯定的な意見が多数みられた。
《ひろゆき無双。大阪万博で維新の幹事長問い詰められ、苦笑い》
《大阪万博について。ひろゆきの質問に何もない返せない日本維新の会の藤田文武幹事長。これはホントに大丈夫か!?︎》
《これ動画内でも触れられてるけど、維新の幹事長が即答できないのは相当まずい気がする。経済効果についても具体的に言えてないし》
《藤田の弁術が下手くそすぎるのに対してひろゆきの詰め方流石。ギャップものすごい》