20年4月に正式サービスを開始し、今年8月末には契約者数500万人を突破するなど、“第4のキャリア”として存在感を増す「楽天モバイル」。しかし、その「使い方」が一部で話題を呼んでいる。
発端となったのは、10月31日にXへ投稿されたあるユーザーの投稿。楽天モバイルは今年6月1日より、月額2980円(税抜)という低価格で、高速データ通信が無制限という「Rakuten最強プラン」を提供している。
しかし、その投稿では、「最強プラン」を利用して、10月に1.7万ギガバイト以上と大量にデータ利用をしたことを明かしていたのだ。投稿者によると、家族がNetflixやYouTubeを四六時中、流しており、そこに本人のデータ量も加わって1ヵ月で1万7000ギガを記録したという。
「最強プラン」ではデータ利用量に制限はないため、このように利用することはサービス上なんら問題はない。テラ換算すると17テラという大量のデータ量を使ったこの投稿者に対して、《10月、日本で1番ギガ使った方?》《あんまり使わない人10,000人分くらいのデータ利用料使ってそう けどこれができるのが使い放題ってものだよね、、笑》と驚きの声が。
いっぽう、その多さゆえに他の利用者への影響を懸念する声も上がっている。
《コレ他利用者の速度が遅くなったりしないの?》
《多分こういう人のせいで速度遅くなってるとかない?》
《これで他の人は確実に損してるし繋がりにくい》
果たして、他のユーザーへの影響はあるのだろうか。そこで楽天モバイルに問い合わせると、広報からこう返答があった。
「1人のかたが17テラものデータ量を使ったことによる影響は、今のところないかなと思います。データ通信が無制限なのでいくら使っていただいても、基本的には問題ありません。
ただ、多くのかたが大規模なデータ通信を行うことはなるべく避けていただけたらと弊社は考えております」
その上で「皆様に快適にご利用していただけるよう、公平なサービスを提供するために速度制限をする場合もございます」とも回答。
無制限とはいえ“ほどほど”に、ということのようだ。