へずまりゅうのXアカウントより 画像を見る

ロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェントとなった大谷翔平選手(29)が、11月9日、約2万校ある日本の全小学校にジュニア用グローブを3個ずつ寄贈すると発表。その数は合わせて6万個にも上ることから、日本中で絶賛の声が相次いだ。

 

そんななか、大谷選手の“チャリティー精神”に触発された人物が。それは“元迷惑系YouTuber”のへずまりゅうこと原田将大氏。

 

当初はグローブを寄贈した大谷選手を非難しており、ニュースが報じられた直後にXでこう呟いていた。

 

《大谷翔平って野球を知らないの? 全小学校にグラブを寄付するのは粋な計らいだな。だけど20000校に対して各3つのグローブしか寄付しないって…貧乏すぎだろ。野球は9人でするもんだろ? 補欠だっているしグローブを使えない子はグレてへずまりゅうみたいになるぞ》

 

この投稿に、《お前が寄付しろ》《同じことやってから人に文句言え》と批判の声が続出。すると3日経った12日に、原田氏は“野球道具を寄付した”とXで報告したのだ。

 

《大谷翔平が寄付するよりも先に母校の生徒に野球セットを寄付しました。元迷惑系に13万円の出費は痛かったぜ》と綴り、購入したと思われるバットと領収書を手に持った写真を投稿。母校に宛てた手紙の写真も添えており、そこには自己紹介とともにこう綴られていた。

 

《最近、大谷翔平選手が全国の小学生にグローブを寄付すると言う話を聞いて、ぜひ自分も母校であり、お世話になった佐波小学校に恩返しがしたいと思い以下の用具を送らせていただきました》(原文ママ)

 

続く文章ではグローブやバットなどの品目が書かれ、原田氏は《困ったらいつでも連絡をして下さい》と呼びかけていた。

 

大谷選手への批判から一転、自らも寄贈したという原田氏。ネット上では《それはそれで良い事です!》と称える声もあれば、《静かに送り返されそう》と冷ややかな声も寄せられていた。

 

そこで本誌は、原田氏が野球道具を贈った山口県防府市にある佐波小学校を取材した。話を聞かせてくれた校長によれば、原田氏から野球用具が届いたのは11月16日。地元の教育委員会と協議した上で受け取ったという。

 

校長は「へずまりゅうさんの署名のある野球道具が一式届きました」と語った上で、「グローブが9個、キャッチャーミットが1個、左利き用のグローブが1個ということで、ポジション別に考えられたのではと思います。そしてバットが1本、軟式のボールが1ダース(12個)入っていました」と内訳を教えてくれた。

 

思いがけない寄贈に率直な感想を問うと、校長は「すごく感謝をしております」とコメント。受け取った野球道具の活用については、「へずまりゅうさんのお手紙のなかに、『佐波小学校の少年野球の皆様へ』との思いがありましたので、佐波地区で活動するスポーツ少年団の野球部に寄贈する予定です」と明かしていた。

 

また念の為、原田氏が同校の出身者であるかどうかを確認すると、「本校の卒業生であると認識しております」とのこと。「母校を訪ねてきたら受け入れますか?」と聞くと、校長は「その時の状況によって対応したいと思います」と語った。

 

これまで世間を騒がせてきた原田氏の迷惑行為についても見解を問うと、「へずまりゅうさんの行為を全て把握しているわけではないので、今回の寄贈に関して感謝していますとしか申し上げられません」とのことだった。

出典元:

WEB女性自身

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