「別班/VIVANT」が「現代用語の基礎知識選 2023ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるほど、近年のドラマのなかでもずば抜けて人気だった『VIVANT』(TBS系)。年末年始で一挙放送されるとの発表に、歓喜の声が挙がった。
その一方で、期待はずれだったドラマも……。そこで20代以上の女性300人を対象にし、「途中で見るのをやめた」「がっかりした」と感じた’23年ドラマについてアンケートを実施した。
3位は7月期ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)。
真夏の海を舞台に繰り広げられる男女8人のラブストーリー。間宮祥太朗と森七菜がW主演を務めたことでも話題となった。
《ストーリーが現実離れしていて面白くない》(40代女性/専業主婦)《青春ドラマといってもなんかリアリティーがないというか、間宮だけ大人で可哀想な感じでした》(40代女性/専業主婦)《ありきたりの展開、設定でつまらなかった。宣伝していた割に…古臭くて時間の無駄だった》(30代女性/パートアルバイト)と、マンネリ化した恋愛ドラマの設定に「飽き飽きした」という声が。
2位は10月期ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)。
木南晴夏演じる地味なアラフォーOL・田中さんは、実はペルシャンレストランで踊るエキゾチックなベリーダンサー。そんな彼女のことが気になる年下の同僚・朱里(生見愛瑠)と、彼女たちを取り巻く人間模様を描くヒューマンドラマだ。
《漫画が面白かったので、期待していたけど物足りなくてみるのをやめました。木南さん、とっても好きな女優さんだけど惜しかった!》(40代女性/パートアルバイト)《原作通りではない》(20代女性/派遣社員)と、原作ファンからは厳しい声が挙がった。
《服装が激しすぎ》(30代女性/会社員)という意見も。
1位は10月期ドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)。
向井理が演じる中国三国時代の名軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に転生し、シンガーの卵たちを成功に導くという“転生系”ドラマ。
《アニメ版を先に見ていたので、面白かったので実写版も見て見たが、何か違うと思ったから》(20代女性/学生)《歌が良くない。英子が可愛くない。アニメの出来が良かったから期待していたけど残念。》(30代女性/会社員)と、アニメ版が面白かっただけにがっかりした人が多かったよう。
《向井理の無駄遣いだと思った》(50代女性/パートアルバイト)《物語がよく分からない。途中からつまらなくなり見るのを辞めてしまった》(40代女性/専門職)と大人女性からの辛辣な意見が目立った。
漫画原作の2作品がランクインする結果となった。今後は、漫画ファンやアニメファンを納得させるクオリティを期待したい。