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今年もたくさんのドラマが人々の生活に彩りを与えたが、その主要キャストに、元アイドルの女優が名を連ねることはいまや決して珍しいことではない。

 

来年1月に始まる新ドラマのなかでも、元AKB48の川栄李奈(28)が『となりのナースエイド』(日本テレビ系)の主演に。『厨房のありす』(日本テレビ系)でも同じく元AKB48の前田敦子(32)が主人公の幼なじみ役を演じ、『推しを召し上がれ〜広報ガールのまろやかな日々〜』(テレビ東京系)では元モーニング娘。の鞘師里保(25)が起用されている。

 

アイドルから女優に転身する人も少なくないなか、本当にドラマファンから支持されているのは誰だろうか? そこで本誌は、全国15歳以上の500人を対象に「演技が上手いと思うアイドル女優」を調査。

 

まず第3位は、元欅坂46の平手友梨奈(22)。アイドル時代は“絶対的センター”を担い、’18年9月公開の映画『響 -HIBIKI-』では初主演に挑戦。’20年1月にグループを脱退してからは、映画『さんかく窓の外側は夜』『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(ともに’21年公開)でヒロインを演じた。

 

’21年4月期の『ドラゴン桜 第2シリーズ』(TBS系)や’22年7月期の『六本木クラス』(テレビ朝日系)といった話題ドラマにも出演し、女優としての地位を高めることに。《六本木クラス』の演技がうまくて魅力的だと感じた》《演技をしているときの方がイキイキしている感じがする》との声が上がっていた。

 

’22年12月にHYBEの日本本社であるHYBE JAPANの新レーベル「NAECO」に移籍後は、現在放送中の『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系)で天才新人弁護士を演じている。アイドル時代に歌唱やダンスをストイックに取り組んできた平手は、女優業においても変わらないようだ。

 

本ドラマのインタビューでは、《作品を一緒につくる方たちと納得がいくまで話し合うなど、ディスカッションにかける時間は惜しみません》とこだわりを語っていた(「タウンワークマガジン」’23.10.13)。

 

そうしたスタンスは視聴者にも伝わっているようで、アンケート回答では平手の演技力を評価する声が目立った。

 

《ストイックさが伝わるから》
《どんな役でもそれが素ではないかと思うくらい自然 表現力がある》
《現在テレビで出演しているドラマを見ているが、感情表現がしっかり分かる演技をしていて、とても良いと思う》

 

続いて第2位は、’15年8月にAKB48を卒業した川栄李奈。卒業後の初仕事は舞台『AZUMI 幕末編』で主人公を演じ、’16年前期のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で朝ドラデビューを果たした。

 

プライベートでは、’19年5月に俳優の廣瀬智紀(36)との結婚、妊娠を発表。家族の支えもあってか、最近では女優として快進撃を見せている。

 

とりわけ‘21年後期のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』ではヒロインの1人・大月ひなた役を熱演し、多くの朝ドラファンを魅了。川栄自身も朝ドラのヒロインは目標だったようで、当時発表されたコメントでは《何度もオーディションに参加させて頂きました》と明かしていた。

 

アイドルのイメージを塗り替え、いまや朝ドラ女優として認知している人も多いようだ。アンケート回答では、ヒロインを演じた川栄を称える声が圧倒的に多かった。

 

《カムカムエヴリバディでの演技が自然だった》
《朝ドラのヒロインに抜擢されて演技の幅が大きく広がったような気がする》
《朝ドラのヒロインとしてずっと見ていたが、うまいと思った》

 

また主人公を演じた‘18年10月公開の『恋のしずく』では繊細な演技を見せ、瀬木直貴監督に「カットをかけたくない、いつまでも芝居を見ていたいと思わせてくれる素敵な女優さん」と言わしめたことも。様々な役柄でステップアップする川栄を見守っている人もいるようで、《ひとつひとつ丁寧で、繊細な感じがする》《演技が自然体で、感情表現が豊か》《どんな役も自然体でこなしている》と評価する声が目立っていた。

 

そして第1位に選ばれたのは、橋本環奈(24)。’23年4月期のドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)で悪女役を演じ、現在放送中の『トクメイ!警視庁特別会計係』(フジテレビ系)では几帳面な性格の警察官を演じている。

 

両作品で主演するなど、いまや国民的女優として活躍する橋本。だがかつては福岡発のアイドルグループ「Rev.from DVL」に所属し、’13年にはファンが撮影した写真が「1000年に1人の逸材」としてネットで拡散。瞬く間に国民的美少女として、注目を浴びた。

 

’17年3月にグループが解散してからは、映画『銀魂』や『キングダム』、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』など人気漫画を実写化した多数の作品に出演。

 

なかでも’18年8月に公開された『銀魂2』では、鼻をほじる変顔など体当たりの演技で強いインパクトを与えた。そうした印象から、アンケート回答では《コメディー的な役がうまい》《コミカルな役がぶっ飛んでいて、肝が据わっているなと思う》との声が上がっていた。

 

コメディエンヌの呼び声も高い橋本だが、最近では女優としての幅を広げている。’22年に上演スタートした舞台『千と千尋の神隠し』では、上白石萌音(25)とW主演に抜擢。さらに’24年後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』で、栄養士を目指すヒロインを演じることも決まっており、まさに向かうところ敵なし。

 

あらゆる役を器用に演じ分ける橋本に、魅了されている人も多いようだ。《かわいい役も怖い役も似合っていると思います》《色んな映画出てて、役作りとかもしっかりしてる》《可愛い系の役から悪役まで別人のように演じていて、引き込まれる》と、評価する声が目立った。

 

まだ20代の彼女たちが、女優としてどのように成熟していくのか目が離せない!

 

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出典元:

WEB女性自身

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