これまで、テレビのお笑い界をリードしてきた、ダウンタウンの松本人志(60)が、芸能活動を休止。女性に性的行為を強要したと掲載中の『週刊文春』に対し、名誉棄損と損害賠償と謝罪広告の掲載などを求めて東京地裁に提訴している。
お笑い界に君臨してきた松本のニュースは連日報道されているが、「もう見たくない」「笑うに笑えない」という声も上がっている。
そこで、本誌は、もう「テレビで見たくない男性お笑い芸人は誰なのか」について調査。
対象は20歳以上の女性300人とし、クロス・マーケティングの「QiQUMO」を利用した。
3位は、田村淳(50・ロンドンブーツ1号2号)で、18票を集めた。
「時代が許した芸だから仕方ないが、人をいじめて笑いをとるパフォーマンスがきらい」
「面白くないことで人をいじめたりからかったりして、見ていて嫌な気持ちになるから」
『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)は、1999年から続き、芸人やタレントが格付けしあう笑いが今も人気だが、そこに違和感を感じる人もいるようだ。
田村は近年慶応義塾大学大学院を修了し、コメンテーターとしてよく目にする。YouTubeチャンネルは登録者数73万人の人気ぶりで、オンラインサロン『田村淳の大人の小学校』主宰して独自の活動をしているが、
「意識の高さがいや」
「田村さんの『X』がきらい」
という声もあがった。
2位は、爆笑問題の太田光(58)で、34票だった。漫才師、司会だけではなく、文筆家としての顔も持ち、独自の感性と辛口に時事ネタで社会や世相を斬ることでも知られるが……。
「話が好きではない」
「うるさい」
「面白さがわからないから」
「怖くみえてしまう」
「ワイドショーで講釈垂れているのが、正直何いっているのかよくわからない」
という声が上がっている。
この2人を抜いて、1位の47票を集めたのは、1980年代からお笑い界のトップとして君臨していたとんねるずの石橋貴明(62)だった。
現在は、YouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』が登録者166万人を超える人気だが、テレビでは見かけなくなった。相方の木梨憲武は、24年ぶりの主演ドラマ『春になったら』(フジテレビ系)も好調だが…。
「強引なしゃべり方がすきでない」
「えらそう」
「発言が嫌い」
「見ていて不愉快」
「下品だから」
「面白さがわからない」
「いじめにみえる」
「性格の悪さが出ていて見ていて嫌な気持ちになる」
と、辛口の意見が並んだ。
3人みな、ある時期のテレビ界をけん引し、トップに君臨してきたツワモノばかりだ。10位以内に並ぶ人たちも、弱肉強食の芸能界を生き抜いてきた人ばかり。時代は、強者の笑いから、人柄重視を、お笑い芸人にも求めているのかもしれない。
“春になったら”……また、どう変化していくだろう?