俳優の北大路欣也さん、漫画家の里中満智子さんら約1400人が招待され、愛子さまも初参加となった春の園遊会が4月23日に赤坂御用地内の赤坂御苑で催される。
この春の園遊会に、雅子さまが初めて出席されたのはちょうど30年前の春、天皇陛下とのご成婚の翌年のことだった。当時、皇太子妃だった雅子さまは、季節の花々を描いた淡いブルーの小振り袖をお召しになり、若々しい笑顔を見せられ日本中の話題となった。
それ以来、何度も和服をお召しになってこられたが、昨春、皇后となって初めての園遊会にも、淡いブルーの訪問着を選ばれたことは印象的だった。今回は、さらに着こなしが美しくなられている雅子さまの和服の歴史を振り返ります。
【’94年 小ぶり袖で春の園遊会デビュー】
金で描いた流水に花々を流し、さらにピンク色の模様で流れをイメージした美しい小振り袖をお召しに
【’00年 春を感じる爽やかなペールグリーン】
流水に大胆に花々を描いた訪問着に、少しぼかした感じの白、紫とオレンジの帯を締めて
【’02年 クリームイエローでお祝いムード】
ご出産後初の園遊会は、花車に菊、梅などめでたい花を描いた優しい色合いの訪問着で
【’17年 13年半ぶりの和装はやさしいブルーで】
ブルーに淡い色合いの花々を描いた訪問着で、園遊会開始時に会場の丘の上にお出ましに
【’23年 昨春の園遊会は水色のお着物で】
昨春は和装、昨秋は洋装で。皇后さま、女性皇族方は基本的に春秋で和装と洋装を交互にお召しに
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