YouTubeでのセルフカバー動画が話題の中森明菜(58)。数多くのヒット曲を持つ明菜だが、4月3日に第一弾として『TATOO』を配信すると、コンスタントに配信を続け、24日には第4弾となる『北ウイング』のジャズバージョンを熱唱する姿が公開された。
「カバー動画4本の総動画再生回数は1200万回以上を記録し、チャンネル登録者数も70万人を超えています。やはり明菜さんは根強い人気を誇っており、ファンの関心も高いことが分かります」(スポーツ紙記者)
5月1日にはデビュー記念日、そして今年で59歳を迎える7月13日の誕生日にはファンクラブ向けのイベントを行うことも先日、所属事務所が発表したばかり。
2017年12月のディナーショー以来、人前に姿を見せていなかった明菜。本格的な再始動に期待も高まっているが、“不安要素”もあるという。
「確かにそれまで“声が出ない”などと囁かれた明菜さんが、自身の声で歌を発表したことは明るい材料かもしれません。それにしても、あまりにも動画の演出がチープな作りであることに衝撃を受けました」
こう話すのはデビュー当時の明菜に携わってきたある音楽プロデューサーだ。
「あくまで動画を見ただけなのですが、ヘアメイクやファッションにそれほどおカネをかけているとは思えないのです。これまでの明菜さんと言えばレディー・ガガをも先取っていたといわれる斬新なファッションで世間をアッと驚かせてきました。それが一連のカバー動画を見る限り、よく言えば自然体ですが、悪く言えばその辺のラフな恰好のまま」
’80年代から松田聖子と並ぶ“歌姫”と呼ばれた明菜だけに、寂しさが募るという。
「やはり一流のアーティストは音以外の演出にもお金をかけているもの。聖子さんは今でもステージでは演出にもファッションにもお金をかけ、業界でも名の知られるプロのスタッフたちと仕事をしている。そのクオリティと比べると、明菜さんの周囲にもそのようなスタッフがきちんとついていればいいのですが……」
7月、明菜はどんな姿でファンの前に登場するのだろうか。