5月30日、松本潤(40)がSTARTO ENTERTAINMENTを退所し、独立した。嵐としてはSTARTO社とのエージェント契約を継続するが、新たな道を模索していくこととなる。
故ジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題が噴出して以降、変革を迫られた旧ジャニーズ事務所。所属タレントにとっても今後を考え直すきっかけになったようで、松本だけでなく岡田准一(43)、生田斗真(39)、二宮和也(40)らも退所を選択している。
しかし、この問題以前にも独立を選択したタレントは多数。そこで本誌は、20歳以上の男女500人にアンケートを実施。旧ジャニーズ事務所時代を含め、退所したタレントのなかで退所後の活動に「がっかりした」と思う人を調査した。
第3位は近藤真彦(59)。21年4月いっぱいで退所した。
若かりし頃はソロ歌手として、またたのきんトリオとしても人気を博した近藤だったが、退所の引き金となったのは自身の不倫。20年11月、不倫を報じられた近藤は旧ジャニーズ事務所より無期限の活動自粛を命じられ、そののちに退所するという“ジャニーズの長男”としてはお粗末すぎる結末を迎えた。
退所後は23年4月に「日本レースプロモーション」の取締役会長に就任。いっぽうで、古巣から発足したSTARTO社についての「新しくてかっこいい名前だよね」という発言に不快感を示す人も少なくなかった。
「大物ぶっているが、何をしているのかよくわからない」
「自分に都合悪いことは言わない」
「過去の栄光にしがみついてるように感じる」
第2位は田口淳之介(38)。16年3月31日をもってKAT-TUNを脱退し、旧ジャニーズ事務所を退所した。
退所後はソロで音楽活動を行ったり、プロ雀士としてリーグ戦などに取り組んだりと、さまざまな分野に進出。
しかし、尾を引くのは退所後の不祥事。19年5月、大麻取締法違反の疑いで逮捕され、その後懲役6カ月、執行猶予2年の判決を言い渡されている。今年1月には自身がプロデュースするビストロカフェ・レストラン「Junno‘s Table」を東京・渋谷にオープン。自ら店頭に立って接客する姿も話題になったが、どうしても“逮捕”というマイナスイメージはぬぐい切れないようだ。
「薬のイメージが抜けないから」
「逮捕されたから」
「不祥事を起こしたため」
近藤と田口を抑えた第1位は手越祐也(36)。20年6月に退所し、YouTubeで退所会見を開いたことで話題を集めた。
手越は20年春、新型コロナウイルス流行初期に飲み歩く姿が報じられ、批判を浴びることに。20年10月にプロデュースを手掛けた脱毛サロンがオープンするも、わずか1年半ほどで全店閉店。退所当時の勢いは下火になっている。
また、未だに悪印象を引きずるのが20年8月に発売したフォトエッセイ「AVALANCHE~雪崩~」。過去に報じられたスキャンダルについて、女性の実名を挙げて語ったり、旧ジャニーズ事務所時代の同僚を“ディスる”ような内容も。ジャニーズ時代はバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)での活躍が目立ったが、世間を失望させてしまったようだ。
「暴露本はありえない」
「最初こそ注目を浴びたが、今はなにをしているのか把握できていないため。」
「あんなに派手に辞めたのに 噂すら聞かない」
浮き沈みの激しい芸能界。いつまでも人気を維持するのも簡単ではないようだ。