先の東京都知事選での3位という結果に衝撃が走るなか、蓮舫氏(56)のX上でのふるまいが波紋を呼んでいる。
ことの発端は、駐日イスラエル大使であるギラッド・コーヘン氏が7月9日にXで投稿した小池百合子都知事(71)との「ツーショット写真」。小池氏が東京都知事に再選したことを祝福するかたちで、コーヘン氏は小池氏とのツーショット写真をX上に掲載。「Best wishes for your new term!(あなたの新しい任期におけるご多幸を祈っています!)」と小池都知事の三期目を祝った。
この小池氏とイスラエル大使とのツーショット写真に1日遅れで反応したのが、蓮舫氏だった。コーヘン氏の投稿を引用した上で《敗者ですが言わせてください》と提言し、《当選直後にこの外交は私の考えではあり得ません》《都民の一人としても、とても残念です》と、この2ショットを批判した。
しかし、のちにこのツーショットが“2年前”に撮影されたものであることが判明。イスラエル大使が投稿した写真は、2022年4月26日に行なわれたコーヘン氏と小池氏との会談時の写真だったのだ。X上で、この事実を指摘した投稿に対して、蓮舫氏は《それならばこそ、きちんと抗議撤回を要請してほしいです》と応答した。
さらに、この数時間後、東京都の公式Xアカウントが《駐日イスラエル大使は、2022年4月に着任挨拶のため東京都庁に来られました。ご参考までに》と投稿。イスラエル大使とのツーショット写真批判が、蓮舫氏の事実確認不足によるものと判明する結果となった。その後、同氏は一連のポストをとくに謝罪することなく削除した。
蓮舫氏によるこの“勘違い”にたいして、X上では批判の声が多く上がっている。
《なんで「早とちりでしたすみません」の一言も言えないのかなあ》
《どうしてそんなに軽率なんだろう》
《やることなすこと裏目》
《蓮舫さんまずいな。完全に冷静さを失って思いつきで投稿している。活動家ならともかく国政政治家がイスラエル相手にこんな適当なこと言ってたら蓮舫さんの政治生命にかかわる》
「ひろゆき」こと西村博之氏(47)もこの騒動に反応し、「なぜか、当選直後と誤解して怒り出す蓮舫さん。さらに、指摘を受けた後に何故か逆ギレ」と投稿していた。
蓮舫氏のX上でのケアレスミスは少なくない。都知事選投票日前の6月29日にも、同氏の秘書が運営する「蓮舫事務所」のXが投稿した「東京都の出生率は0.99%」というポストに対して誤りであるとの指摘が殺到。翌日に「正しくは、『合計特殊出生率0.99』です。大変失礼いたしました」と謝罪の投稿をしていた。
思わぬ形でまたも多くの指摘を受けることになった蓮舫氏。ネット上の言動では事実確認の徹底を心掛けてほしい。