画像を見る

「全国の児童養護施設の子どもたちが、より楽しく明るく『生きているって楽しいな』って、思えるようなチャリティーマラソンになるといいなって思います」

 

こう語ったのは、お笑い芸人のやす子(25)。今夏放送の『24時間テレビ』(日本テレビ系)で、チャリティーマラソンのランナーを務めることが発表された。

 

「昨年の募金の着服問題を受け、今年は放送が見送られるとの見方もありました。

 

しかし『24時間テレビ』は、日テレの看板でもあります。制作スタッフには番組を一新して放送したいとの思いがあり、やす子さんの“チャリティ精神”と合致したことから起用に至ったといいます」(テレビ局関係者)

 

やす子のチャリティ精神とは、冒頭でも語られている「児童養護施設」にまつわるものだ。

 

「これまではほとんど公表していなかったのですが、やす子さんは高校時代に地元・山口県の児童養護施設に入っていました。今回のマラソンでは、施設の支援のための募金も行われます」(前出・テレビ局関係者)

 

明るいキャラクターからは想像しがたい壮絶な過去、’23年11月放送の『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)でこう明かしている。

 

「子どものころ、本当に家庭環境がよくなくて、テレビがなく、洗濯機もなくて。友達の家の水道で服を洗わせてもらったりだとか、ご飯もちゃんと食べられなくて、給食でいかに食べて食欲を満たすことができるか、という環境だった」

 

前出のテレビ局関係者は言う。

 

「やす子さんが入っていた施設は地元の食品メーカーなどからさまざまな寄付を受けているそうです。シンガー・ソングライターの優里さん(30)もギターを寄贈していました。

 

実は優里さんは以前から児童福祉施設への支援活動の一環として、全国の施設にギターを贈っているのです。ときには施設を訪問して演奏したこともあるそうです」

 

『24時間テレビ』放送後には、やす子が児童養護施設を訪問する特番も予定されているというが、

 

「やす子さんは、専用の機材で自ら作詞作曲した楽曲をSNSに公開したことがあり、配信リリースもされています。素朴な歌詞と彼女特有の歌声がマッチしていて、音楽の分野でも独特の魅力があります。やす子さんの愛あふれる音楽が施設でも響くかもしれません。優里さんとのコラボライブの可能性もありますね」(前出・テレビ局関係者)

 

そんなやす子には、ある夢があるという。

 

「自身が食べ物にも困るような生活を送っていたことから、同じような境遇の子どものために子ども食堂を作りたいという夢を持っています。“35歳までにはかなえたい”と話していました」(芸能関係者)

 

今回のマラソンが、夢に近づく一歩となるはずだ。

 

次ページ >【写真あり】児童養護施設を支援する「超人気ミュージシャン」

【関連画像】

関連カテゴリー: