8月31日から9月1日にかけて放送される『24時間テレビ47』(日本テレビ系)で、チャリティーマラソンのランナーに抜擢されたやす子(25)を筆頭に、昨今女ピン芸人の活躍が目覚ましい。
たとえば、ヒコロヒー(34)は現在テレビとラジオを合わせて合計9本のレギュラーを持っているだけでなく、女優としても活躍。今年だけで、公開予定のものも含めるとドラマに2本、映画に3本出演している。
多方面で活躍する女ピン芸人が増え、注目を集める中、実際に視聴者から評価されているのは誰なのだろうか。そこで本誌は、20代~60代の男女500人にアンケートを実施。「面白いと思う/面白さがわからない」と思われている女ピン芸人の調査を行った。本稿では「面白いと思う女ピン芸人」の調査結果を紹介する。
同率3位となったのは、キンタロー。(42)、やす子の2人だ。
キンタロー。は元AKB48の前田敦子(33)のモノマネでブレイク。7月20日に放送された『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』(フジテレビ系)では、ポケモンのピカチュウやキングボンビーなどの“強烈”な扮装で話題となったが、唯一無二の存在感を支持する声が多かった。
《自分をすててる物まねがふりきりすぎておもしろい》
《ものまねの誇張の具合が突き抜けている》
《物まねが似ていないような似ているような面白いところをついてきて笑えるので》
一方のやす子は、いまやテレビで見ない日はない売れっ子芸人。7月4日にニホンモニターが発表した「2024年上半期TV番組出演ランキング(女性部門)」では2位にランクインし、出演回数は208回にも上った。《面白いだけでなく癒される》芸風が人気のようだ。
《自衛隊出身という特性を生かしていて、今までにないタイプだと思う》
《素朴で一生懸命》
《作った感がなく、素が出る癒し系の面白さ》
続いて第2位に選ばれたのは、渡辺直美(36)。アパレルブランドを展開するなど、ファッショニスタとして若者からの支持も高く、インスタグラムのフォロワー数は1006万人を誇っている。ブレイクのきっかけになった持ちネタであるビヨンセのモノマネに代表されるダンスパフォーマンスや、軽快なトークを評価する意見が多かった。
《自分の個性を全面に出して、ダンスやトークが素晴らしい》
《明るくて嫌味がない》
《エンターテイメント性の強い芸が大好き。表情、表現力が優れている》
栄えある第1位に輝いたのは、芸歴24年目の友近(50)だ。架空のベテラン演歌歌手・水谷千重子などのオリジナルキャラクターやアドリブコントは、芸人の間でも絶賛されているという。長い芸歴で培った安定感のある芸や、ネタの多彩さが多くのファンを魅了しているようだ。
《コントや歌まね等芸の幅が広く、ユニークなネタが多い》
《キャラの多さと使い分けがすごい》
《頭の回転が速い。コントなど、他の芸人と即興で合わせることが出来る》